今回は、元モラハラ夫との関係に変化オーナメントについて、体験ほやほやのものを書いてみます。

結論から言いますと、

元モラハラ、アルコール依存症の夫は、今の私のかがやきだと感じたこと。

引き寄せた男の可能性を見くびらず、彼を信じる力が自分にあれば、婚姻契約は終わりでも、今の輝きに変えることができる

タイトルは、来生たかおさんの「夢の途中」から。下は、クリムト作品: Sonja Knips

 

 

昨日オーストリアの画家、クリムトの作品に会いにオーストリアへ行ってきました。

私は美術にはド素人。山田五郎さんのYouTubeで今夏知ったくらいです。直ぐ大好きになりました。女性の欲望、美しさが感じられる、どうしても直に見てみたい、と思った。スウェーデン在住だから近いアップ 保育士の仕事を有休しオーストリア、ウィーンへ。

 

 

 

 

突然ですが

スウェーデンの離婚

スウェーデンの離婚では、子供の親権は大原則共同親権です。なので、単独親権はよほどのことがない限り難しい(私の弁護士情報)。それに付随し子供の住居は、父の週、母の週という風に1週間毎に子供が両親の間を行き来します。オーストリア旅行は母の週だったのですが、フレデリックに事前にお願いしたところ、コミュトラブルなく彼が2週間連続でエルサを預かってくれることに。

 

エルサには旅行先、目的を話し、100%不登校な彼女に、同行したいか聞いてみた。回答はNO。一方フレデリックには旅行に行くとだけ伝えていた。旅前日、彼から旅行情報を知らせてくれるようにメッセージが。危機管理ということか〜OK飛行機のチケットを写真に撮り送る。

「送ってもらったのは必要最低限の情報で、アーランダ空港までの行帰りのことが知りたい」と返答。

少し変な返事だなキョロキョロと思いながら

「電車を予約してるけど、駅まで送りたい?」(彼は便利屋ではないので、送ってほしい、とは書きませんでした。)

と聞いてみたら送ってくれることにびっくりマーク

30上で、シニア生活を送る彼。出発当日の朝、時間に余裕をもって駅まで送ってくれた。降雪、雪で地面も真っ白な中、車の中の暖かさに幸せを感じました。「なぜウィーンに行くんだ?」彼は私のウィーン旅行に興味を示してくれた。一応、「最近どうなの?」と聞いてみる。「兎に角疲れてる」等、彼のいつものスパイラルになったときは、「そっか、それで何かしてるの?」一旦受け止め、空気を変えるようにしました。今の自分には気持ちのゆとりがある。私の気分は旅行へ向けて弾んでおり、20分ほどの車中は、気まずい雰囲気になることはありませんでした。彼は駅前に車を止め

「帰りも迎えに来るから、空港から電車に乗ったら連絡をくれ。」 

そして私は車から降りるとき

「この前髪切ったの、職場のみんな凄くいいっていいてくれたんだよー。」

「髪染めたのか?」

彼がこちらに体を向けて、笑った

 

ウィーン最後の夜、フレデリックからメッセージが来る。

「昨日も今日も美術館に行ったのかな?旅行は楽しめたか?明日の電車の時間が分かったら連絡をびっくりマーク

 

帰国の日、ウィーンからの飛行機は中北ヨーロッパの寒波で欠航遅延便が相次ぎ、私の便も漏れなく遅延に次ぐ遅延。スウェーデンで予約していた電車には間に合わず、遅延便の時間が確定するのを待って再予約。しかし空港の混乱は予想以上で、スウェーデンに降り立ったものの荷物が来ない。再予約の電車も逃し、何時の電車に乗れるか時間が読めないほど混乱、そして電車の予約状況を確認すると、予約満席の文字が飛び込んでくる。

 

頼んでみようかな、フレデリックにキョロキョロ 空港まで2時間弱かかるし、外はマイナス17度。

頼もう雷駄目ならそれもいい、仕方ない。

彼の携帯にメッセージする。

「空港まで迎えに来るって可能?」

「できる、何時だ?」

「貴方とエルサの都合次第」

「今外だから、家に戻ってエルサをピックアップしてすぐ向かう。」

笑い泣き神対応

 

 

 

離婚の原因は、夫フレデリックのアルコール依存症が家族の病気になってしまったこと。彼だけが悪いなんて腑に落ちない、そんなことあり得ない。

 

私はきっと、所謂下げマンだった。

彼に尽くし過ぎた。先回りして何もかもやり過ぎて後に引けなくなっていた。彼の能力や可能性を信じるよりも、自分が献身的妻の役をすることにはまってしまったようです。

私みたいに子供の頃の家族関係に影を持つ人は、相手の為ってどういうことなのか、少し気を付けないと他人との境界線を軽々と越えてしまいます。

 

私が自立し始めた、人生を楽しみ始めたら、彼の笑顔に気付いた

フレデリックと元の鞘に収まることはない。

でも彼に恋に落ち、日本からスウェーデンに移住する不安など考えさせなかった彼、エルサを授かった相手。彼の心身の痛みが軽くなり、幸せになることを願ってた、願ってる今も、エルサの為にも。

 

自立って何だろう?

自立は自己許容感や肯定感と繋がっていると思います。

自分で自分を安定させ笑顔になるのみ。

笑顔になるには

右矢印行動のtry&error。エラーで自分を知ることも多かった。マジで好きなものだけが絞られてくる。

右矢印見返りは他人からではなく、自分で感じる、決める

 

好きなことを兎に角やってみよう、好きな人の言うことを信じることを許可する、素直に甘えてみよう右差し

そうすれば、自分で何もかもしなくていい、背負わなくていい。軽くなる。

自分にマンパワーの資産があることに気付ける。

 

スウェーデンの空港駐車場で車の外で私を待っていたエルサとフレデリック。両者に力強くハグをした。

せめてご飯をご馳走したかったけれど、エルサはパパと一緒に夕飯を作る段取りをしていたので返事はNO。さらりと、「じゃあまた今度爆笑」フレデリックも「そうだな、またの機会に!」

自宅前で別れた時も、助手席からフレデリックをハグした。彼も少し体をこちらに向けてくれた。

 

悪天候のトラブルが引き寄せた家族の新しい関係。

支えてくれているmentorに深謝です。

 

過去愛したフレデリックを輝きに変えた一日でした。