このブログの画像では生で見ないと感動が伝わらないかもですが。
大三島の平山郁夫美術館にて
平山郁夫さんの絵画の色に魅せられてしまいました
同じような色味でこんな感じが出せるなんて
ものすごく感動です。
しかも、独特の質感。きらめき感。
なんだろう、この胸のドキドキ感。
展示室を初期から色々見て回って、この絵に来てから
私のテンションが一気に変わっちゃいました
そして、私の興奮度合いを見て
『連れて来て良かったでしょ
』という得意げな相方さん
それまで眠気MAXだった私は、目がキラキラですわ
はい。こちらの絵画たちが私を虜にしちゃいました
まだまだあるけど・・・・。
この群青と金色の色合いには、本当に言葉も出ないくらい
魅せられました
見終わった後、資料室で発見
日本画は『岩絵の具』を使うそうで。
それって天然石を砕いたようなものですよね・・・知らなかったなあ
最近は、天然じゃないものもあるそうですが。
平山郁夫さんは、最良の天然岩絵具を使っていたらしく
だからこんな色合いが出せるのか~と納得。
青でも、瑠璃(ラピスラズリ)、天然群青の藍銅鉱(アズライト)とか
少し組成変わると、緑青の孔雀石(マラカイト)。
トルコ石や黄土や水晶までも使われる。
ホント、地球だ~。
草木や花から糸や生地を鮮やかな色に変えていきますが。
絵画にも地球が!!
そういえば、中学校の友人との卒業旅行に
徳島へ藍染体験をしに行ったっけ・・・・・。
ってのは置いといて。
自然の色がこんなにも美しく深い色合いだと
いうことを絵画を通しても感じることが出来るなんて
思ってもみませんでした
こういう天然の色は昔から使われていて
ミケランジェロの「最後の審判」という作品でも
背景の青をラピスラズリを使った絵の具で描かれていると。
群青のラピスラズリは「変色しない高貴な色」として
昔から壁画なんかに。
ツタンカーメン王の黄金マスクにもラピスラズリが使われ、
当時のままの美しい金と青のコントラストを見ることができるとのこと。
そんなこんなで。
香川にある東山魁夷さんの美術館も久しぶりに行きたくなりました。
東山魁夷さんの絵画も綺麗な青や緑が印象的だな~
こんな身近に地球を美術を感じられるところがあるのは嬉しいですね