ピタミンC点滴。 | yumi Wien

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日本でも受けていた高濃度ビタミンC点滴をウィーンでも💉




いつもお世話になっているドクターにお願いして受けてきました。





高濃度ビタミンC点滴について少しだけ…。




はじめに、、



【私がブログで書くことは、あくまで私自身に合っていたというだけですので、全ての癌患者の方々に勧めることではありません。ご理解いただいてから読んでいただけますようお願いいたします。】




ビタミンCは強力な抗炎症作用と免疫系を活性化し、腫瘍の増殖、血管新生、転移、治療への抵抗性を抑制と報告されています。




濃度の高いビタミンC(アスコルビン酸)を配合した輸液を静脈に12時間点滴注射し、ビタミンCの血中濃度を大幅に高める治療法です。




ビタミンCはサプリメントや食事で口から摂取するよりも点滴療法の方が効果があるのは、血清濃度が100倍も違うそうです。




残念ながら口から摂取した場合は癌細胞を攻撃するほどの血中濃度には上がりません。。




癌患者はのビタミンC濃度は標準よりも低下しているそうで、高濃度ビタミンC点滴治療は生理学的濃度を回復させるのに効果的で、痛みの軽減やQOL(生活の質)の増加、食欲増加に効果的であると報告されています。




一部の乳癌患者では高濃度ビタミンC点滴により生存期間を延長したとの報告もあるようですが、100%ではないのでこれに関してはあまり強く書きません。






標準治療や放射線治療の副作用の1つである酸化ストレスを減らすことによって抗がん作用を妨げることなく科学療法剤の副作用を軽減でき、抗腫瘍効果をもたらすと報告されています。




ビタミンCが癌細胞に侵入していくルートのひとつに、鉄やブドウ糖からというのがあるそうです。




断糖して血中のブドウ糖の量を減少させた状態でビタミンC点滴を行うと、癌細胞がブドウ糖と間違えてビタミンCを取り込むため、治療効果が高まるといわれています。




ビタミンC点滴だけで癌を無くすというのは難しいので、標準治療などと組み合わせて補完的に使っていくのがよいみたいです。




大きな副作用がないというのがこのビタミンC点滴の利点ですが、私がビタミンC点滴をするときに感じるちょっとした副作用としては、めっちゃ喉が乾く😭




あとは体がめっちゃ寒くなる、というのがあります。




夏は良かったんですが、冬はたまらんぜ、、




あくまで一時的なものなので治療が終わって30分ほどしたら無くなりますが。





あとは肌が綺麗になる、という嬉しい副作用も😊





1回の点滴の量ですが、私は今は50gをしています。




50g以上のものをするときは赤血球を正常に機能させるG6PDという酵素の検査を受けないとダメなんです。




稀にG6PDが欠損している方もいらっしゃるそうで。




G6PDが欠損している方がビタミンC点滴が合わないように、標準治療を含めた全ての治療が万人に効くとは限りません。






最初にも書きましたが、ここでは『あくまで私自身の身体に合った治療のひとつ』ということで書いています。



100人いたら100通りの体質、治療法があります。




今も癌治療をされている方、ご家族やご自身の周りに癌治療をされている方がいらっしゃる方。




全ての患者さまの治療が良い状況に向かうことを祈っております。




そして、予防されている方々、一緒に頑張りましょう🍀