タイトル通りなんですが、、
実は…腋窩転移、傍胸骨リンパ節転移、胸骨転移、10cmの原発しこり、ステージ4の乳がんでした。
持病の腎臓と在団中の股関節の怪我というのも実際にあるんですが、『癌』というと、どうしでネガティブなイメージが有るので寛解するまでは皆さまにご心配をおかけしないように伏せていました。
今日改めて受けたPET-CTで新たな転移や再発も無く、画像上に見えていた癌細胞が全て無くなったということを聞き、そろそろブログでもお伝えしてもよいかと思いまして、、
発覚した当初は「治る」とか「完治、寛解」という言葉は一切なく、「延命」という手段しかなくて。
9月に北九州で予定していたコンサートはこの「延命」という言葉を聞いて自分の身体に自信がなく、中止せざるを得なくなりました、、
今年の6月の時点では本来乳癌は痛みがないはずなのに、あまりにもしこりが大きすぎて周りを圧迫してしまって激痛があり、体液も出ている状態でした。
胸骨は溶けてしまってましたが、今は再生してきてます。
抗がん剤や手術をするにしても、年内のコンサートが終わるまでは動ける体でいたい、、と自分の意思を先生にもお伝えし、分子標的薬を始めたのですがその薬が私の体には合わず、白血球は半分以下に、肝臓の数値が急激に悪くなり癌の治療が全く進められずしばらく無治療状態に。
こんなことさえなければそのまま標準治療を進めていたのですが、ブログにも何度か書いていたように肝臓の数値が全く良くならず無治療期間が続いてしまい、香澄さんが徹底的にいろんなものを見て聞いて調べてくれて代替療法をしました。
香澄さんは「必ず年内には寛解させる!!」と言い切って私の治療の道筋を作ってくれたのですが、それが全て功を奏して半年かからずステージ4から寛解に。
有言実行とはこのこと。。
私がいつもお世話になっている整骨院の先生にこの話しをしたら「香澄さん凄い、神だわ。。」って言ってました 笑笑
でも本当に凄いことだと私も思ってます。
何年もかかってだったらあり得ることですが、半年弱というのはさすがに難しいかと。
いつもいつも助けられてばかりですが、今回も感謝してもしきれません🥲
血液検査の乳癌マーカーも標準以下になりました。
検査結果を見て下さった先生からも「画像上からも、血液検査からも癌細胞は消えましたね」という言葉をいただきました。
ロンドンのケンブリッジ大とオックスフォード大のドクター達にも画像と血液検査の資料が渡ったのですが、現実的にしか判断しないドクターたちが「100万分の1の奇跡でしかない。。」と言ってたそうです。
はじめに診てくださった「癌といえばここ」というトップクラスの先生方も凄く良い方ばかりで、診察のときも毎回色々とお話しを聴いてくださり心強い存在だったのですが、私の体には標準治療がどうしても合わなかっただけで。
カンファレンスをして色々と考えてくださった先生方には本当に感謝しています。
どの治療が良い悪いというのではなく、合わないものをしてても体が弱るばかりなので。。
その経緯はまた追々書いていけたらなぁと思ってます。
ただ、今後この件に関して書くときは本当に読みたい方だけ見れるようにしていこうと考えています。
自分が癌患者になって同じ癌患者さんでも全く考え方の違う方もいらっしゃるということも知り、その方々がご気分を害してしまうこともあるような、とてもセンシティブな内容だと思いますので。。
私が治療を続けて良い結果を得られたのも、コンサートに来てくださった皆様やブログやインスタを見て応援してくださる皆様の思いもあってこそでした。
本当に本当にありがとうございました。
腎臓はやはりあまりよくないので、今後も一緒に治療していきます。
これで終わりではなく、そして過信せず、この良い状態を保てるように今後も頑張ります。
皆さまへの感謝の気持ちを込めてこの曲をお届けします。
今後も精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします!