ウィーンに到着して、実はもう4日になりました。
ウィーンまでの旅路について色々書いてると毎日追いつかなくてσ(^_^;)
ちょっとずつ遅れでアップしていってました。
すみません、、
早くブログに書きたかったんですが、ちょうどLondon市内でテロが起こった日の事だったのでそちらの方のショックが大きく、落ち着いてから書こうと思っていたことを…。
イギリスを出発する1日前にギリギリで、London市内でアレクサンダーテクニックを取り入れてらっしゃる先生のボイスレッスンを受けることができました。
このテクニックを構築したアレクサンダーさん自身が歌手で、自分自身を研究したことでこのテクニックが生まれたそうです。
第一回目のレッスンだったので、曲に取り掛かる前に、まずは余計な力の抜き方や、私の呼吸の仕方、声の出し方などの検証から始まりました。
先生は日本でも数々の舞台の演出などにも関わってらっしゃって、その舞台に出られた歌劇団の卒業生の方ともお仕事をされたことがあるそうです。
なので、男役の声の出し方の癖などもわかってらっしゃって。
ほんの少し私がスッと息を吸うだけで「こことここに力が入りますねー」と。
自分では力を抜いてるつもりだったんですが…(-。-;
私が呼吸をしたり声を出すたびに「なるほど、なるほど。」そしてすぐに「じゃぁ、これやってみましょう。」と、いろんな方法を分かりやすく提案してくださって。
退団してから3年以上経ったとはいえ、まだまだその当時に出来てしまった癖があるんですよね。
その癖は、声や身体に負担をかなりかけてしまってるようです。
確かに以前は勢いでなんとかなったものが、今はそれでは歌えないですね。
せっかく今は男役の歌だけではなく、いろんなジャンルの歌、それこそ同じミュージカルであっても女性の役の歌も歌えるので、もっともっと自分の持ってるものの幅を縦にも横にも、前にも後ろにも広げていきたいです。
まだまだ狭いわ、、私…(-。-;
先生も仰ってましたが、目指すは余計なものを全て捨てて、1番ナチュラルな状態でナチュラルな声を出せること。
その第一歩でした。
まずはウィーンでの一枚目の写真。