これは2020年1月、新型コロナ感染拡大で渡航ができなくなる直前にインドに行った時のお話です。ものすごいタイムラグがありますが、ご了承くださいあせる

インド・ムンバイにあるスラム街の鍼灸院。

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毎朝、出勤すると「はいっ、朝ごはんっ!」と新聞紙に包まれた塊を渡されます。


↑ママさん鍼灸師のミタリ先生


その中身は、サモサパオ


茹でて潰してスパイスで味付けしたジャガイモをパイ生地で包んで揚げたピラミッド型サモサが、バンズの中にで〜んと丸ごと挟まれています。



↑サモサをパンで挟んだサモサパオ。チリパウダーをまぶして、甘いチャイと一緒にいただきます


いやぁ最初の一口は結構勇気がいりました。

日本ではグルテンフリーの食生活をしている私には特に。

何よりもこれ、炭水化物炭水化物で包んで油で揚げて、それをまた炭水化物に挟んであるという代物です。


でもね、これ、めっちゃ美味しいんですよぉ。


最初はありえな〜い!と思ってしまいましたが、3回目くらいから、日本にも焼きそばパンとかあるじゃない...ねっ。などと意味不明の言い訳を自分にしながらムシャムシャ.......よだれ


スラム街での食べ物は炭水化物の揚げ物が多く、菜食主義の方も多いため、タンパク質の摂取量が極端に低い傾向にあります。

スラムの無料鍼灸院に通ってくる患者さんには、ぽっちゃり体型で、筋力が弱く、ヒザ痛と糖尿病の方が大変多いのですが….

自分自身がサモサパオにハマって、妙に納得してしまった私でした。