糖質制限食を間違わないように
人は、寝ているだけでも1200カロリーを消費します。
起きていれば1日生活するだけで、2000カロリーのエネルギー摂取が必要です。
では、2000カロリーをどんな食べ物で摂るのかの、指標があります。(下表)
糖質は食べた場合、①エネルギーになり、使われて無くなるか、②脂肪に変換されて蓄えられます。
ゆえに、②の糖質の過剰摂取が脂肪蓄積⇒肥満なのです。
糖質は別腹と言われ、食後満腹でもアイスや果物などの糖質を食べることが可能です。ここに糖質摂取過剰がおこり、長年の食生活により生活習慣病が発症するのです。
しかも糖質は①の働きしかないので、肌や骨や筋肉を作ったり免疫能を上げる働きは無いのです。
糖質制限食とは。
単に糖質を抑えることだけではないのです。
糖質の少ないこんにゃく麺やおからパン・ふすまパン等に置き換えたとしたらどうでしょうか。
蛋白質や脂質がそのままだとすると、2000カロリー以下になって、エネルギーが不足してきます。
肌荒れや筋委縮が起こり、元気が出なくなるのは、このエネルギー不足からなのです。
正しい糖質制限食とは、糖質を削減した分だけのエネルギーを蛋白質や脂質を多く食べて補う必要があるのです。
地球上のみんなが、蛋白質を多く取ると、魚や牛や豚の肉が不足してきます。
これを補うのが、大豆なのです。
大豆100%の麺類が開発され、大豆全粒のパンが開発され、大豆100%のお菓子やドーナツも完成しています。
しっかり、蛋白質を補って、糖質は控え、「生活習慣病の解消」「糖化の防止」に取り組みましょうね。