がんと糖質

第15回日本がんコンベンション
7月26日午後一番に釜池先生の講演がありました。
「糖質ゼロの効果」です。
糖質摂取がヒト本来のエネルギーであるケトン体を使えなくしている。
糖質をほんの5g食べるだけで血糖値は上がりケトン体の濃度は下がるというご自身のデータを用いて解説されました。(糖質負荷試験:OGTT)
中途半端なことを実施している他の糖質制限学者の治療の不完全さを指摘されました。
栄養士が馬鹿だから、何も考えないから、某香川なにがしという栄養大学が糖質をしっかり食べましょうと何年もわたって指導してきたから、今日のような生活習慣病が増えてきている現状を指摘されました。
毎日食べる食品によって個人の血液検査値は変わってくるのに、食事をしない時の検査値を調べて判断している現状の医療担当者の無意味さを指摘されました。「お化粧をした後で検査して何になる・・・。」名言です。
糖質を必要とするのはミトコンドリアの無い赤血球だけである。
糖尿病だとがんは3.1倍なりやすい。
ブドウ糖はがん細胞のえさである。
糖質を抑えればがんは3分の1になる。
「低血糖療法はがん治療になりうる」という言葉を残されました。
インシュリンを注射し低血糖状態を作りがんを死滅させる。
赤血球も溶解するので赤血球の代わりの役割をする代用血漿を用いる・・・。
未来のがん治療への大きなヒントを残されました。
大きな反響でした。
時代が変わり始めました。動き始めました。釜池食理論の浸透が始まっています。正しいものだけが残るのです。
今まで治験無しで根拠も無く想像だけで脂肪悪者説・糖質必要論を説いてきて人々を不健康に導いた栄養学者や医師たちはどう責任をとるのでしょうか?