血液ドロドロ
糖質は血管の中をドロドロにする
左の図のように、糖質は血管の中で一定の割合になるようにキープされています。
①血糖値が上がればインシュリンにより下げられます。
②下がればグルカゴンや糖新生等の機能が働き正常状態になるようにします。
①の機能は頻回の糖質摂取によりすい臓が疲弊し破たんし、インシュリンが出なくなります。
インシュリンが出なくなると血糖値が上がったままになり、血管が障害を受けると共に尿中に糖が出てきます。これが糖尿病です。
②の機能はリリーフがたくさんありますので、破たんしません。
右の図の説明
A.ブドウ糖が血中に増える⇒のり状のネバネバしたブドウ糖は血管に障害を与えます。
B.インシュリンが放出され、血管の中に大量のインシュリンが入ってきます。
インシュリンは脂質がエネルギーになることを抑制し、
ブドウ糖をエネルギーとするよう指令します。
C.血管の中に脂質が使われずたくさん滞留します(高脂肪血症)。
この図にはCの脂質を描いていませんが、A B Cの進行で血中がドロドロという状況がお分かりいただけましたでしょうか。
悪影響
この状態が長年積み重なり生活習慣病(糖尿病など)の原因になるのです。
これを抑制する食事が「糖質ゼロ食の勧め」(第一人者:釜池食理論)なのです。
今は糖質制限という言葉で広まりつつあります。