糖質制限する理由    炭水化物の働きとは? | 抗糖化と食べ物教室  生活習慣病

糖質制限する理由    炭水化物の働きとは?


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人にとって栄養素とは

になる、筋肉になる、血液を作る原料となる、細胞膜を作る原料となる、ホルモンを作るのに働く、免疫能を高める、肌の潤いを保つ、エネルギーとなる等の働きをするものを栄養素と言います。

炭水化物はどんな働きをするのでしょうか。

炭水化物は糖質と食物繊維が一緒になったものです。

食物繊維はヒトの消化器では消化できません。糞中に排泄されます。栄養素はありません。

糖質は消化され、ブドウ糖という栄養素になります。ブドウ糖の働きはエネルギー源です

エネルギーとは手や足、脳や臓器を動かす力となるものです(車のガソリンのイメージ)。

エネルギーとして使われた後は炭酸ガスと水に変化し肺や膀胱を経由して捨てられます。

使い切れずに余ったものはブドウ糖として肝臓でグリコーゲンとして蓄えられますが、余ったブドウ糖のほとんどは脂肪に変えられて脂肪組織に保存されます(肥満)。

結論:炭水化物の栄養効果はエネルギーだけです。

骨や筋肉などの体の一部をつくる原料に使われることはありません。

血液やホルモンをつくるのに使われたり免疫能を高めたり肌の栄養になったりする栄養はありません。

炭水化物が主の食事をしていますと、肌が荒れてきたり風邪を引きやすくなったり、体調が崩れたりするのはこのためです。

この食事による不健康状態はサプリメントを飲んだくらいでは効果はありません。

逆に今糖質は血管の酸化を促進するとか糖尿病や肥満の原因であるとかの見解が台頭してきています。

ここに糖質ゼロの発泡酒やコーヒーやハムが発売されてきている背景があるのです。

日本最高のレストランでも糖質制限のメニューが11月よりスタートして、糖質による健康被害を少なくしようという動きが起こっています。欧米では常識となっています。

糖質ご飯、パン、麺類、ケーキ、アイスクリーム、お菓子、などの穀類や甘いもの。