【糖質制限の知識】 血糖値が下がらない様、人を死から守る仕組み

血糖値とは血管の中のブドウ糖濃度を言います。
図のように血糖値は一定の範囲に保たれています。(正常範囲は70~99に改正)
下に下がる(ブドウ糖濃度が少なくなる)とホルモン(グルカゴン)が働き元の濃度に戻します。
グルカゴンが働けなくなっても次のホルモンが出てきて(リリーフピッチャー)ブドウ糖濃度が下がらないように働きます。
絶対にブドウ糖濃度が下がらないような仕組みになっています。
理由は赤血球の生きていくための栄養素はブドウ糖だけなのです。
赤血球に栄養が行かなければ死に至ります。ですからヒトの機能としてブドウ糖濃度が下がらないように幾つものホルモンや糖新生の作用があるのです。
では、糖質を食べてブドウ糖を補給していかなければ死に至るのでしょうか?
違います。糖質(消化されブドウ糖になる)は食べなくても死にません。
必要なブドウ糖はヒトの体の蛋白質を分解して、必要なブドウ糖は造られるのです(糖新生)。
では何故糖質を摂るのですか?糖質はヒトのエネルギーになるのです。でも摂りすぎは肥満になります。
低糖質のものが今求められています。
ビゴーレは低糖質高蛋白食品です。
■次回は「血糖値が上がると血管が老化する⇒これを阻止する仕組み」を解説します。