黄金世代に感謝 パート1 | celesteのウルグアイ流
celesteは生まれてから2010年までは、ワールドカップで感動するようなことってほとんどなかったんですよね。 


それまでは唯一の勝利が1990年の韓国戦だったんですよ。 
ワールドカップに出ることすら出来ないこともたくさんありました。


1986年は1983年のコパ・アメリカ優勝を引っ提げて、エンソ・フランチェスコリ、アントニオ・アルサメンディ、カルロス・アギレラ、ルベン・パス、ベナンシオ・ラモスらの攻撃陣で挑んで、国内では優勝出来るみたいなムードが漂っていました。 でも結果は1勝も出来ず、グループリーグ3位通過、決勝トーナメントではいきなり後に優勝するアルゼンチンと当たって0-1負け。 celesteは当時小学生だったから戦術とかわからなかったんだけど、当時のボラス監督も今回のアロンソ監督みたいに戦犯扱いになってました。 ただ、試合を見てて、「ウルグアイ全然攻撃しねーな」とは感じてました。 今回のワールドカップでウルグアイの小学生は似たようなことを感じたんじゃないでしょうか。 ダルウィン、スアレス、カバーニ、デ・アラスカエータなどのメンバーがいながらですよ。


続く1990年は1987年にコパ・アメリカを連覇したメンバー、ついでに言うなら1987年リベルタドーレス杯優勝メンバー(ペニャロール)、1988年リベルタドーレス+トヨタカップ優勝メンバー(ナシオナル)を母体に、タバレス監督で挑みました。 このときはcelesteも「優勝候補だろ、常識的に考えてw」とか思ってました。 フランチェスコリ、アルサメンディ、ルベン・パスに加えて、ルベン・ソサ、ダニエル・フォンセカらがいたんですよ?
ところが唯一の勝利が韓国戦のしかもロスタイムでの決勝ゴール。 決勝トーナメントでは優勝候補のイタリアと当たって、あっさり敗退。


そっからしばらくは出場すら出来ず、2002年にはデンマークに負けてフランス、セネガルと引き分けてグループリーグ敗退。 もうね、「ウルグアイは小国だから、大国には勝っちゃいけない」みたいな暗黙の了解でもあるのかなと感じてました。 ダリオ・シルバ、俺のアブレウ、俺のレコバ、国民のディエゴ・フォルランとかいながらですよ。 このときはさすがに俺も「ああ、監督がクソだわ」と理解してました。 今回と一緒でしたよ。 なんで追い込まれるまで勝ちに行かないんだ、ってやつでした。


2006年は予選プレーオフでPK戦の末に敗退。 これも監督がクソ。 2002年同様にフォルランやレコバいながら、非常にもったいなかった。 なんでオーストラリアごとき、正面から叩き潰せなかったのか。 なんで守りに入ったのか。 10回やって9回勝てる相手だろ?


そして迎えた2010年。 開催国の南アフリカ、フランス、メキシコと同じグループ。 初戦のフランスは引き分け。 問題は2戦目の南アフリカ。 これまで開催国がグループリーグで敗退したことがなかったので、celesteは疑心暗鬼でした。 何か起きるんじゃねーの?と。 でも結果はあっさりというか実力通りというか、3-0で粉砕w 
このとき初めて、「あれ?今までと何か違うぞ?行けちゃうの?」と感じました。
最後のメキシコ戦にも勝って、首位で通過。 
え?マジで?初めての首位通過なんだけど?
今までの人生で1勝しかしてないのに、この大会だけで既に2勝しちゃったんだけど? 
幸せすぎるんだけど?w ウルグアイノマ!w


でも準々決勝でクソFIFAにやられちゃいましたね。 映像再度載せますけど、最後の最後で意味不明のファールを取られて、何度もガーナのオフサイドをスルーされて、スアレスのハンドですよ。 






準決勝にスアレスがいてくれたらと思うと、クソFIFAは一生許せねえ。


しかもスアレス排除だけじゃ飽き足らず、オランダ戦はクソFIFA最大の卑劣な振る舞い。 2002年の韓国vsスペインとか韓国vsイタリアがよく取りざたされるが、こっちのほうが相当ひどい。
検証映像を載せておく。





序盤からウルグアイはありもしないオフサイドやファールを取られて、クソFIFAが一方的に、露骨に、オランダを勝たせようとする。
5分すぎのところ、ガルガーノが誰が見てもファールを取るイエローカードものの悪質なタックルを受けるも、謎のノーホイッスル。 ウルグアイは当然ファールと思って足が止まるが、そのままプレーが続けられ、オランダが先制点を決めてしまう。
極めつけは11分30秒のところ、ファン・ペルシーが明らかなオフサイドでGKの視界を遮るも、まさかのゴール判定。


これじゃあなかなか勝てねーよ。 本当なら2-1でウルグアイが勝ってる試合だよ。 本当なら決勝の舞台に立ってるはずだったんだ。 


でも感動した。 メチャクチャ感動した。 クソFIFAの策略で最終的にはやられてしまったが、それでも準決勝まで行ったのは、正直言って俺にとっては優勝に値する。 
優勝したスペインよりウルグアイ国民のほうが感動で流した涙の量は多いはず。


これだけの逆境でこれだけ頑張れるのはウルグアイだけ!
これだけの逆境で、世界で一番多くの国際タイトルを勝ち取っている国はどこですか? 
ウルグアーーーーーーーイ! ウルグアイノマーーーーー!
コパ・アメリカ15回だよ!
ワールドカップ2回だよ!
ワールドカップがスタートするまでのワールドカップ扱いだったオリンピック2回だよ!
歴代ワールドカップ優勝国を集めて開催されたスーパーカップ優勝だよ!
これらはさすがのクソFIFAも認定だからな!


クソFIFA死ねーーーーー!
ウルグアイノマーーーーー!


何度も心の中で叫んだw
いや、未だに叫んでいる。 人生最後の日も叫ぶだろう。






カッコイイよね。 これはメキシコ戦のメンバーかな?


左上からディエゴ・フォルラン、フェルナンド・ムスレラ、ディエゴ・ルガノ、エディンソン・カバーニ、マウリシオ・ビクトリーノ、ルイス・スアレス、アルバロ・フェルナンデス、マクシミリアーノ・ペレイラ、ディエゴ・ペレス、エヒディオ・アレバロ・リオス、ホルヘ・フチレ。


お前らは俺の中では世界チャンピオンだーーーーーーーーーーーー!