だからお前らは最高なんだ! | celesteのウルグアイ流
とりあえず昨日のカバーニのゴールをアルベルト・ライムンディの実況で聴いておきましょうかw






昨日の試合は1950年ワールドカップ決勝でウルグアイがブラジルに2-1で勝って2回目の優勝を果たしたマラカナン・スタジアム。 スチアフィーノが同点のゴール、ギージアが逆転のゴールを決めた側の同じゴールにカバーニのヘッドが炸裂しました! 



ウルグアイ代表の選手はファンサービスに余念がない。 そして前夜のヒーローはリオ・デ・ジャネイロのホテルに到着したとき、声をかけてくれたファンの男の子に、「今は無理だが、出発前に行くから待っててくれ」と言いました。

そしてホテルから出て行くとき、約束通りその男の子に近寄り、言葉を交わしました。 そして最後に腰に巻いていたトレーナーをプレゼント!






なんてイイやつなんだ!

Sos un monstruo, Cavani !
Que golazo hiciste !
などと声をかけられていますが、「カバーニ、お前はモンスターだ!」「なんてすごいゴールを決めたんだ!」という意味です。
ちなみにモンスターと言っても、ウルグアイでは「素晴らしい人柄」という意味も含まれています。 

カバーニに限らず、ウルグアイの選手は本当にファンを大事にします! 
だからお前らは最高なんだ!

さて、今日はグループリーグを振り返りたいと思うのですが、簡単に言うと、初戦が全てでした。 ワールドカップのときと同様、初戦に勝ったのが全て。 あれでほぼ決勝トーナメント進出を決めました。 あれで2戦目は引き分けでも決勝トーナメント進出が確定する状況になりましたから。
もし初戦に勝ててなかったらと想像してみて下さいよ。 日本に勝てなくて、第3戦、グループの相手では一番強いチリ戦に全てを賭けることになってたわけですから。 敗退の危機ですよ。 


正直言って、celesteは「日本に勝てなかった」ことなど全く気にしていない。 その点だけをフォーカスして大げさに話す人も多いが、「日本(ごとき)に勝てなかった」など、日本にも失礼だし、ウルグアイが格下相手に互角の戦いをしてしまうなど、いつものことじゃないかw 私にとっては日本戦の引き分けは想定内の結果でしたよ。 十分考えられる結果でした。


日本に勝てないくせに、チリにもポルトガルにもイタリアにもイングランドにも勝つんです! そんなウルグアイは最高じゃないか! 


エクアドル戦は前半で一人相手が退場になったから、あの時点で勝負アリだよね。

日本戦は私が分析するに、日本のスピードに面食らってすぐに対応出来なかった。 対応する前にスーパーゴールを決められ、後手後手の試合展開になってしまった。 
でも後半修正出来たのが良かった。 振り返ってみれば、日本の決定機なんてゴールに結びついたあの2本だけなんじゃないの? たまたま運悪く数少ない決定機を決められてしまうことはサッカーではよくあること。 むしろ追いついたことを評価しないといけないと思う。 しつこいようだが、後半は良かった。 だから、私はチリ戦は控えメンバーでいいと思ったんです。 逆にワールドカップのときは2連勝だったにも関わらず、1,2戦通して内容が良くなかったので、ロシア戦もベストメンバーで戦って調子を取り戻すべきと思ったのです。 

チリ戦はまあどうでもいい試合でした。 コロンビアと当たるかペルーと当たるか、それを賭けただけの試合。 結果、勝ちに行って実際勝利し、ペルーと当たることになりましたので、喜ぶべきでしょう。 1日休養日も増えたし、やっぱペルーに勝つ確率とコロンビアに勝つ確率は全然違いますよ。 だからペルーに勝てるってわけじゃないけど、確率は高いです。 

以上、結局初戦が全てだった。 そんなグループリーグの戦いでした。


ウルグアイ代表は次の決戦の地、サルバドール・デ・バイアに到着しています。 今日の練習にはトレイラ、ケガ明けのストゥアーニ、ラクサルも別メニューで参加しました。 

ラクサルはさすがに無理っぽいが、トレイラはペルー戦に出てもらいたい。