また、知り合い、というか 恩人 が亡くなった。





今の企業に就職してから

社長や上司の仕事に対しての考え、社員に対しての態度に

どうしても納得がいかず、あの手この手で戦い続け

夢も戦う意思も何もかもすり減って、ヘトヘトになっていた頃


異動もできず、やりたい仕事も出来ず

ただただ、言われたとおりの仕事だけして

気持ちを消耗するだけで、働くことにうんざりしてた。



もう、やるだけのことはやったし。

これ以上、手がないや。


と、燃え尽き症候群じゃないけど

気力すべてが無くなっていた時



「彼女を、○○(関連会社)に異動させなさい」


そう辞令を出してくださった方。

私人生を大きく変えてくれた人。



正直、ほとんど面識もなく

親しい、といえる立場でもないし

すごく不思議に思っていた。



ひょんなことから、お話をする機会があり

「なぜ、私をこの会社に行かせる様に

助言してくれたのですか?」と聞いてみた。

※こんな丁寧じゃなく、ほぼタメ口だったような・・・(反省)




社内のドコからかなぁ・・・。

あんたが、精神的に参っていて、このままじゃ辞めてしまう

なんとかしてあげてくださいって、頼まれたんだ


と教えてくれた





当初、その話が出たときは「人手が足りないんだ、断る!」と

本当はクビにしたかった社長は突っぱねたそうですが

誰からの指示なのかわかった時点で

了解せざるを得なかったそうです






フッ・・・ざまぁ見ろ~!! イエーイ(←基本人間が小さい)









コホン。






そんなわけで、恩人のお通夜に参列しましたが

こういった場面に遭遇するたびに

日本の(だけしか知らないけど)葬儀システムに

なんともいえない、やるせない気分を感じる


最後のお別れなのだ。

身内でもない、私たちは、今このお焼香の瞬間が

ご本人にお会いできる最後の時なわけで・・・。



なのに、ベルトコンベアにのせられた商品のように

次から次へと、「終わったら、はいコチラへ」ってのは

どうなのかなー、と思う。




ずっと待っている人たちもいるから仕方ないよね。



わかるんだけどねぇ・・・ショボン


最後くらいは、納得いくまでお話したいね、と

また次、ってのは、あってほしくないけど

もしこの次があったなら、その時は多少失礼でも

少し、遅れていこうね・・・。



そう話ながら斎場を後にした。





こんな短期間に人が亡くなって、生まれて、亡くなって。

次は、きっと良いニュースが流れてくれると信じたいですね。


ソレが自分発信なら、なおいいけど(笑)





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今まで、目をかけていただいて

本当にありがとうございました。



いつぞやのオペラのお誘い・・・。


お断りして申し訳ありませんでした。

今となっては行っておけばよかった、と

悔いがのこります。



いつも、お会いするたびに

「何かあったら、イツでも言いなさい」

その言葉で、何度も励まされました。


本当に、本当にありがとうございました。

心から、ご冥福をお祈りしております。


どうか、安らかにおやすみください。