皆さんこんにちは
SEOで一度は聞いたことがあるかもしれない、被リンク・IP分散のお話をしたいと思います。
▲被リンクのIPを分散してSEOの効果を高める
★検索エンジンが「分散している」と判断するのはクラスC以上
「同じIPのサーバだけでなく、さまざまな種類のIPからリンクを獲得したほうが効果的」そんな説があります。たしかに、まったく同じIPアドレスから、しかも大量にリンクが貼られているWEBサイトは不自然ですし、可能な範囲でさまざまなIPからリンクを貰えれるのは好ましいでしょう。
IPの分散で注意が必要なのが、クラスC以上の分散で初めて、IPアドレスが分散されていると検索エンジンが判断するということです(図を参照してください)。
クラスDの部分のIPが異なっていても、同じIPアドレスと認識されるので気を付けてください。
★注意すべきなのは「質の低い被リンクを大量に貼ってもらう場合」
実は、経験則から言うと、IP分散にこだわりすぎる必要はないように思えます。普通に人から被リンクをもらったり、相互リンクをしたりする場合は、自然にIPが分散されるためです。
また、IP分散がされていない被リンクでも十分に効果は高く、IP分散されていない被リンクでは効果が劇的に落ちるというほどではありません。
つまり「やらないよりはやったほうがいい」程度に考えるのがいいと思います。
悩ましいのは、自作自演で被リンク用のサテライトサイトをつくる場合や、他社から被リンクを購入する場合になると思います。
もし、質の低い被リンクを大量に貼ってもらう場合(本来好ましくありませんが…)、IPがある程度分散されているかどうかを確認した方が望ましいです。
結局のところIP分散を意識的に行う必要のある人は、数百単位のサテライトサイトを自分で作成するような人、もしくは第三者から提供してもらえる人なのです。もう少し掘り下げると、以下の2点の状況ではより意識する必要があります。
1.かなり多くのリンクが短期間に貼られた場合に、IPアドレスが同じだと、ペナルティの可能性やリンク効果の低減などの可能性が高まると考えられます。
2.ほとんど同じような形式のリンクページから数多くリンクを貼られた場合、IPアドレスが同じだと、ペナルティの可能性やリンク効果の低減などの可能性が高まると考えられます。
サテライトサイトを自分で作る場合は、IP云々よりも、そのサイトがしっかりとしたコンテンツを持ち、サテライトサイト自体が被リンクなどを獲得しつつ、しっかりとしたサイトの質を保てるかどうかの方がはるかに重要です。
