未読の人にはネタバレになるかもしれません。
お気をつけください。
圧倒されました!
矢代と百目鬼それぞれの思いが渦を巻くようでした。
どちらがどうと言うのではなくて、お互い、相手を思いながらも、どうしてこうも進めないのか。
もがいて、もがいて、それでも抜け出せない。
近寄って、互いに通じ合っているところもあるのに。
特に矢代は、百目鬼のことが掴めない。
百目鬼は、優しくしたら、矢代が拒む事を理解しているんですね。
矢代自身の方がわかっているようでわかってない。
情報過多で死にそうでした。
今までのいろいろなところと重なる言葉やカットが多くて。
矢代と百目鬼、2人の、というより、
人が人を求めるとはどういうことなのか、
と考えこんでしまいました。
これ以上細かい感想は、書けないかもしれないので、あげておきます。