蚊はにんにくが好きなのか?
夏野菜の収穫が一段落したお盆明けからこっち、晩秋収穫の野菜と
来年の春~夏採り野菜の種まきが、今が最盛期です。
だというのに、ほとんど石けんを作っていない私はこの週末は石けんに
費やすべく、本日夕方からにんにくを植えてまいりました。
私が植えたのは無臭にんにくというやつです。
普通のにんにくとどう違うかはわからないけれど、春に食べた絶品の
『にんにくの芽』が親だという血統書付きの種にんにくだって事だったので、
目的に一番近い品種を選んだ事になるのかなーと。
丸いのがぽんぽんっと並んでいるのがタネにんにく。
種といっても普通に食用にするにんにくそのものですで、興味のあるかたは
スーパーで買って植えても大丈夫(な、はず)です。
だからか、種にんにくは高額です。
そりゃそーか、種っていうかにんにくだもん、食べてもいんだもんね。
トウモロコシ跡地を利用しておりますので、トウモロコシの根本が飛び出て
いたりして、ちょっとリアルですね。
本当は2か月位たって分解してから次のものを・・と、本には書いてありましたが、
アバウトなお百姓母娘は「育つ頃には分解してるだろ。」と、平気です。
分解すると、トウモロコシの残さ(ザンサ。枯れた葉とか枝とか)は良い肥料になります。
なぜならば、トウモロコシはものすごーくたくさんの肥やしと肥料を使います
ので、その栄養を吸い上げた葉っぱや茎には栄養がタップリ残っているから
だそうです。
余談ですが、同じ理由でアスパラガスも、B品以下のものや断裁した茎は、
畑に捨てます。
かわいいにんにく。
これを、土を掘って埋めるのが今日の私のお仕事。
大きい種からはおおきいにんにくが、小さい種からは小さいにんにくが育つ
そうです。畑には大きいのから順に植えて、最後はちっちゃいのにしたから
芽がでたらモッキンみたいに並ぶかな^^
はてさてこの作業、
そんなにたくさんの種があった訳ではないので気楽に出かけました。
ところが到着早々大変な数のモスキートンの襲来・・・視界に入るだけでも
20匹くらいがプンプンプンプン飛び回り・・・・小さい虫は嫌いなんだってばっ
ただでさえこの所頻繁に虫に刺されて足じゅう赤いポチポチだらけ。
見る度悲しくなるというのに!!
蚊よけの携帯ベープは携帯していましたのよ。でも全く意味なし。
この夏、メジロの襲来はあっても蚊はそーでもなかったので、にんにくに寄って
きたのかな?と、思う位すごい数。
こりゃたまらーん!と、いったん家に戻り、ちゅーちゃんたちに貰ったシトロネラ
とレモングラスの蚊よけスプレーを全身に散布。再び畑へ。
途中遭遇した友達には「すごい匂いだぞ・・」と嫌な顔をされた程だというのに、
畑の蚊たちはまるで何ごともなかったかのように、親しげに近寄ってくる・・
なぜっっっっ!?
蚊をよけながら撮った種にんにく。
空飛ぶオバQのようです。
(この後蚊にむかって「ちょっとー!」と言った私はおばちゃん予備軍)
最初、蚊よけの香りを超える程にんにくの香りが好きなのか・・・と納得しかけ
ましたが、だとしてもこの数は許しがたい。第一根拠もない。
というわけで結論 : 蚊は、私を好き(A型、肉&酒好き)
この蚊には、蚊よけどころか人が死ぬ位の殺虫剤じゃないと無理かもね、
と開き直り、体に止まった蚊を手当たり次第たたき殺しました。
殺生は本意でありませんが、身を挺して蚊を増やす義理はありません。
とうとう2匹一度に殺せるようになった頃、作業終了。
球根(というのだろうか?)は発芽率が良いそうなので、気楽だわーっと
思っていたら、雑草が敵らしい。それは私にとっての敵ということ。
がんばるぞっ。
春になったら美味しい美味しいにんにくの芽が食べられる!!
あ、目的はにんにくではなく、『芽』です。
東京で自炊していた頃、結構好きで、ホルモンとの相性も良いし、一束298円
とかのを高いと思いつつもよく買っていました。
あれはあれで美味しいと思っていたはずなのに、
我が家のアレを食べてしまったら、スーパーのアレは野菜でさえないって位。
雲泥の差です。
最近中国野菜への不信の為、スーパーでもあんまり見かけないけれどね。
たくさんではないので、「うまくできたら送るね♪」って量にはならないと思うから
食べたい方はぜひお越しください(笑)
あ、もぐら用には臭いにんにくを買ってこようと思います。
確か匂いを嫌うはずなので、無臭じゃ意味なかろう。
さ、明日は人参第3弾の種まきです。
冬前に収穫する予定の冬人参。
すごく甘いらしいよ^^