人生の岐路とは
わたしはドン臭いです。
自分でも自覚する位。
運動も感覚も。
よく「チャンスの神様には後ろ髪がない」といいますが、
わたしは大概後ろ髪があったとしても見送っているタイプです。
だから、これだっていう事は逃すし、今だっていう事は見逃しています。
もちろん、ここだっていう時もキメられません(笑)
世界陸上まであと一週間という日曜の夜、「ホンネ日和」という番組で、
今回スペシャルレポーターを務めるQちゃんと為末くんが対談していました。
Qちゃんは引退していて、為末くんは現役。
その中で「引き際」が話題になっていました。
アスリートって、たとえオフでもオフ明け以降の練習や、競技の事を考えていて、
完全に解放されるには引退しかないと。
Qちゃんが引退を選択した時、「楽になっていいんだよ」と思ったという。
今でも覚えているわ~
引退会見の時のQちゃんは美しかった。
ふっきれた表情って、こういうのを言うんだなーって。
私はドンくさいけれど、自分にとっての岐路が東京から新潟に移り住む事だった
事には気づいています。
だからこそ、Uターンするのに理由もきっかけも必要だった訳で。
そのせいか?続けることを選択した為末くんの心には、往生際の悪さと勇気が
共存しているだろうことも、私なりに理解できるつもりでいます。
やむをえず訪れた転機より、自分で選ぶ方がつらい。
後で後悔するかもしれないもの。
自分の限界を自分で決めるのは勇気がいるもの。
わたしの場合、「あれはチャンスだったんですね・・・」とか「あの時逃しましたね?」
って気づいて後悔すること、けっこうあるのよね~。
だから自分の選択に自信なんて全然ないわけ。
あと、年齢的&体力的な要因も小さくない。
世代の近い二人の対談は、私にとっては全然他人事じゃなくて、面白かった。
ちょっとだけ・・・鼻がつーんとしました(笑)
なんかね。
そんな事をしみじみ思うって事は、私なりに心が動いているって事なんだろーね。
ってことは、この先の私には何かおきるかもしれない!?
・・・・・って、どんくさいのでした。
予知なんかできる訳ない。
が、期待するだけはタダだっ!
って事で、今週末から世界陸上開幕!!
思いだすわ~、2007年大阪大会。
10日間フル観戦したおかげですごい疲れたのに、有給を使い果たしたからヘロヘロで
働いた事、仲間と共同作業でチケットをとった努力の甲斐あって、1または2列目
で観戦できた事、そういう陸上以外の事が案外記憶に残る思い出。。
今回は韓国での大会なので時差がありません。
観戦も楽々。
あ、放送はいつものTBS。
パーソナリティーはいつもの織田裕二さんと中井みほさん。
賛否両論あるでしょうが、織田さんは熱心に勉強して陸上に愛情を注いでくれていると、
個人的には思っています。他にいないよ?あんまり悪く言ってはいけません。
それよりは、毎回TブーSへの不満が爆発する私。
はたして今回はおとなしく見ている事が出来るかしら。
頑張れニッポン!
わたしもがんばる。(頑張ってテレビ観戦する)