続・紫根石けん
あのどどめ色 から1日。
保温箱から取り出した紫根の石けんはこんな事に。
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何やらキレイなアクアブルーみたいなお水が。。
水分が溢れてくることは珍しい事ではありません。
が、あの赤いオイル&あのどどめ色のタネが!?
ブルーになったんだ・・・へぇ~~~・・・。
更に一日たった今日はこんな感じ。
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実は抽出オイルの配分を微妙に変えた2種類の石けんを層にして
あるので、真ん中あたりは濃い方の石けんです。
まだ乾いてないから群青色でとってもキレイ。
予想外の展開だけど予想以上の良い展開です。
乾いたらもう少し薄い色になるものと思われます。
それにしても、植物の化学変化には本当に驚かされます。
これだって、抽出方法を変えたらまた違う色になるわけで。
水に溶ける成分、油に溶ける成分、そのどちらでもない成分。
とかいろいろ。
植物で出せる色って石けんの場合はかなり限られていて、茶色とか
黄色とかグリーンはOKなんだけど、ほかは中々たどり着かないので、
この美しいシーブルーは大収穫です。
ありがとう、紫根(と、桑白皮と雪の下)。
あとはこの石けんが美しく熟成した暁に、石けんとして使えるものに
なる事を祈っています。
さて、ちょっと地震関連のお話。
今朝のとくダネで田んぼの被害が報じられていました。
今回津波&放射能被害のあった水田全部で、日本の25%の生産量をカバーして
いたそうで、塩を吹いた田んぼにうずくまった農家のおじさんが
諦めた様な表情で、これじゃぁ米が作れない・・・となげいていました。
私も新潟の米農家の娘ですから、震災の日に初めてみた津波の映像が、
田んぼをどんどん飲み込んだのを見て、お米農家さんも暮らしていけなく
なるなーと想像していたし、他人事ではなくて胸が苦しくなりました。
お米は生産調整させられているので遊んでる田んぼが日本中にたくさんある
から、それをフル稼働すれば補えるかもしれないけれど、田んぼの塩が
流れるのを待つしかないおじさんたちは、収入がなくなっちゃう。
放射能のおかげで野菜を出荷できなくなったおじさんは、「真綿で首を絞められ
てるような状態、自殺した人もいるし。」ってさらっと言っていた。。自殺っすよ!?
震災を生き延びた人が自殺。それをさらりと言うおじさんも、きっと
自殺を理解できちゃう心境に達しているのかもしれないと思ってしまいました。
こういう所には、義援金は届かないのかしら?
政府の対策なんて待ってたら、おじさんがおじいちゃんになっちゃう。
かと思えば東京はお花見自粛問題。
トホホ・・・レベル低くないかな~・・・?
「プロ野球は延期で、なぜ甲子園はOKなんだ!?」っていう議論くらい、
ばかばかしい。主旨を考えればわかるだろー。
どこのバカが自粛とか言うのかと思ったら、どっかの都知事でした(泣)
「お花見なんてしている気分じゃない」と。そりゃーあんたは選挙があるから
それどころじゃなかろう。勝手に自粛してください。
お花見が大切な商売の非被災者まで被災者にするつもり~!?
都知事のポケットマネーで損失補てんするんならともかく。
私の考えでは、「被災者の気持ちを考えて自粛する」事考える位なら、
いずれ被災地にも桜は咲く訳で、その時被災地でもお花見ができる
位のお酒やお菓子を送る方が、うーんと喜ばれるんじゃないかしら?
そーだ、そーしよ。
送り方を探してみよっと。
と、いう訳で、今度の日曜はお花見&都知事選です。
もちろん、どちらもちゃんとやります。

