東京マラソンと福岡クロカン | 手づくり石けん sowing*note

東京マラソンと福岡クロカン

今さらですが、先週末、二つの注目陸上大会がありました。

ひとつは「東京マラソン」。
昨年と一昨年、参加者として走った私ですが、今年は観戦に全力投球。
と、心に決めて早起きしたにも関わらず、朝の気象はひどい雨だし
寒いしで、第一回大会のときに凍えて観戦なのにリタイヤしたのが
フラッシュバックし、あえなくテレビ観戦に。

我ながらへたれっぷりに呆れつつ、とはいえおかげで体力補充できたから
ま、いっか。と。


しかしながら、優勝したのが藤原正和くんってのが私を後悔させました。

まちゃかじゅ(と、勝手に愛情を込めて呼んでいる。面識はない。)は、
大学4年生のときに学生陸上界のエースで、とてもクレバーで
賢いレース運び、そしてインタビューなどの受け答えの実直さがとても
好感の持てる選手です。

初マラソンの2003年びわ湖国際で作った初マラソン記録は今でも
残っていて、この大会で同年のパリ世界選手権の切符を手にいれました。

パリ世界選手権は、末続くんが銅メダルを獲得した快挙の年。
その末続くんを始め、棒高跳びの澤野大地くん、110mハードルの内藤
くん、幅跳びの井村久美子さん(旧姓池田)、高跳びの醍醐くん、
などなど1980年生まれのお猿さん年生まれが陸上界では豊作世代で、そこに
名を連ねる一人がまちゃかじゅでした。厳密には早生まれなのでお猿さん
じゃないんだけど。

ところがそのパリ世界選手権の直前に故障で欠場し、それ以来ぱっと
しないままだったので、ファンとしては残念に思っていたのでした。

今年のニューイヤー駅伝で、久々にすっきりと活躍する姿を見て
うれしく思っていたら、今回の東京マラソンで優勝したので、思わず
テレビに向かってガッツポーズ!


手づくり石けん sowing*note
真ん中が優勝したまちゃかじゅ(藤原正和)、左は2位の藤原新くん、
右が3位の佐藤敦史くん。日本国内の大会で日本人が優勝したのは、
実に5年ぶりだそうで、見ている私もなんだかスッキリしました。

この3人は、日本のマラソン界を牽引する顔ぶれですから、
これからも頑張ってほしいなーと思っています。
特にまちゃかじゅには日本記録更新を狙ってほしいです。


そしてもう一つは、前日に開催された福岡国際クロスカントリー。
先日千葉クロカンで私がえこ贔屓的にクローズアップした、明治大学の
鎧坂てっちゃん(よろいざかてつやくん)が、なんと初タイトル!
学生長距離界の2大看板のうちの一人、東海大村沢くんを最後で振り切って
優勝しました~!!!

もう私、うれしくて。

解説の金哲彦さんの分析には信頼を置いているのに、ラスト1周位で言った
「村澤くんの方がよゆーがありますねぇ」というコメントに、
「だまれっ金」と悪態をついた程です。

思えば昨年の千葉クロカン。
ジュニアの部に登場したてっちゃんは、当時高校生だった村澤くんに後塵を
敗し2位で、「あどけないのに負けず嫌い」な性格上、相当悔しい思いを
した事と想像できます。

ですから、ある意味見事にリベンジを果たしたと言って良いと思います。
この2つの選考大会の優秀な成績により、文句なく世界クロカンの出場権を
手に入れました。

おめでとう!

柏原&村澤という学生2大対決に割って入る、最有力ランナーになったと
言っても過言ではない!!


既に母のような気持ちで見守っている私は、春からのトラック&フィールド
シーズンの開幕がますます楽しみになりました。



手づくり石けん sowing*note
てっちゃんはこんな素朴な子。
明治大学のサイトから勝手に拝借いたしました。えへ。
現在はこの写真よりは少し髪が伸びて、おぼこさはないけれど、
やっぱり和み系の穏やかな雰囲気です。



手づくり石けん sowing*note
村澤くんは写真右、柏原くんは真ん中。
これもどっかのサイトから勝手に拝借しています。


柏原くんについてはあえて触れませんが、村澤くんは、賢さがにじみでる
おしょうゆ顔のイケメンです。

ご興味おありの方は、5月の関東インカレをぜひ御覧下さいませ。
確か500円位で丸一日観戦できるかと。リーズナブルですね♪