天理市にある石上神宮も多くの人が開運祈願に訪れる有名な神社で、奈良県内では屈指の人気と言ってよいでしょう。
地図上で、奈良盆地の東端の山際に南北の線を引いてみると、春日大社・石上神宮・大神神社がほぼ線上に等間隔の位置にあることが判ります。
別にレイラインがどうとか言うつもりはありませんが、当時の奈良の人々が日の昇る山に神聖なものを感じ取っていたことだけは確かでしょう。
私の体感では、石上神宮もパワフルですが、大神神社ほどピリピリした感じではないようです。
春日大社はもう少しマイルドなので、北に行くほど柔らかさが増すということでしょうか。
ただ、やはり石上神宮を誰彼なく勧めて回っている自称開運アドバイザーってどうなのよ、とは思います。
石上神宮は、現在、国宝に指定されている七支刀が秘蔵されていたことでも知られています。
日本一かどうかは判りませんが、かっちょいいのは間違いありません。
境内にはそこらじゅうに、ニワトリさんが放し飼いにされています。
このニワトリさん、日暮れ時になると姿が見えなくなるので、あれ?っと思ったら、みんな木の上に居ます。
ニワトリは飛べない鳥だと思っていましたが、木の上に飛び上がるくらいの力は持っているんですね。