昔、シルバメソッドを初めて受講した時、「横になってやってはダメですか」という参加者の質問に、講師の先生は「横になると寝てしまうので、座ってやってください」と説明されていましたが、本当は、寝ながらやらないのには、もっと重要な意味があるんですね。
寝ながらだと、上下天地の感覚が掴めないのがまず一つ大きな理由。
高次の意識は自分よりも高いところにある訳ですが、寝ながらだとその位置関係が掴めません。
エドガー・ケイシーみたいに寝ながらコンタクトする人も居るようですが、あれは夢見の法に近いので、瞑想とは少し違うようです。
また、横になると、体が休息モードになるので、やはり意識レベルは低下しがちになります。
シルバメソッドに限らず、潜在意識を積極的に能動的に活用して行こうとすると、やはり頭は上にあった方が良いのですね。
それから、私の経験上、視覚化は横になるより座った状態の方が、やりやすいという印象があります。
ですので、なるべくなら、座った状態でやるように心がけるのが良いのです。