少し前に、初めて瞑想の手ほどきを受けた時の先生から聞かされたことですが、ここ数年、精神世界の分野はかつてない大不況に見舞われているそうで、セミナーを開催しても、殆ど人が集まらないそうです。
色々意見を交換させてもらって、たどり着いた結論は、昔と比べて、粗製乱造のメソッドが氾濫し過ぎた結果だろうということになりました。
数十年前は、ヨーガや気功の教室も恐らくは今の10分の1以下しかなく、ネットもない時代でしたので、入手できる情報も限られていました。
一人一人の指導者も、ブームになる以前からコツコツと取り組んできた人が多かったという印象です。
ただ、最近はスピリチュアルが大きなビジネスとなり、本家本元を水で薄めたような陳腐な二番煎じが横行しているように感じます。
また、セミナーのフランチャイズ化が内容の低下に拍車をかけているようです。
私はどちらも詳しくありませんので、あくまで聞いた話という程度に過ぎませんが、N○Pやレ○キなども、日本に入ってきて暫くは教える側の質が高かったものの、最近では誰でも一定額のお金を払ってセミナーを受講することで指導者になることが出来、その結果、レベルの低いセミナーが乱立して、お互いを潰し合っているような状況らしいです。
結局は、そういうフランチャイズ化には、本来精神性がものをいうはずのスピリチュアル分野は向かないのではないかと思うのですが、どうでしょう?