ルチルの次に試作したのが、サンストーンです。
なんかそれっぽいのが無いかなぁとネットサーフィンしていて見つけたのですが、私が関心を持ち出した四半世紀前には、こんな石は聞いたことがありませんでした。
調べていくと、ノルウェー南部の水晶鉱脈でのみ採掘されていたもので、近年アメリカのオレゴン州で広大な堆積層が発見されたことにより、一躍知られるようになったものだそうです。
どうりで馴染みがない訳です。
また、インドやカナダ、なんと日本の三宅島でも産出するそうです。
同じ長石グループに属するムーンストーンが“月長石”とも呼ばれることから、対を為すものとして、“日長石”とも呼ばれています。
例によって、サンストーンも通常数珠の材料にされることはない為、工房には取り扱いがなく(ブレスとしての入荷はあるとのことでしたが)、仕方がないので、パワーストーンのお店で購入して、持ち込みで仕立ててもらいました。
とても綺麗で、私はルチルよりこちらの方が好きです。
が、購入した石はやはり数珠用ではないため、糸を通す穴が極めて小さく、普段は三号のウーリー中糸を通すのですが、これは一番細い一号しか通らず、かなりフニャフニャで頼りないです(就寝時はちょっと怖いですね。無意識で引っ張って切れてしまいそう)。
また、親玉にするTホールの穴が開いた玉がなく、貫通型のみだったので、糸の結び目は石の横になっていて、若干見栄えが良くありません。
ただ、身に着けてみた感じは、中々良いですね。
ルチルのような疲労感もありませんし、確かに金運もアップするようで、私の求める感じに近いです。
占星術家のA先生も「これは良いです」と。
親玉があって、穴が大きくて、もう少し安いと(購入したのはAAAなのでルチルほどではないけれど、結構高価)、レギュラーのラインナップに加えるところなのですが、残念です。
穴加工をオーダーすることも出来るのですが、かなり工賃が高くなるので、現実的ではありません。
1万個くらい作るなら、安くできますよ、とは工房から言われましたが、そんなに在庫を抱えたら、ちょっとやそっと金運が上向いた位では破産を避けられそうにありません(笑)。