普段なら絶対に手に取らないような低俗なタイトルの本を何故読んでみようと思ったのか、今にして思えば不思議な気がしないでもないですが、これもあちらの世界からの導きだったのかもしれません。
当時すでに電車の吊革広告などで盛んに宣伝されていましたので、よく売れていたはずですが、近くの図書館で予約をかけたら意外に早く順番が回ってきました。
読んでみて驚いたのは、神社や神様についてとても正確で深い内容が書かれていたこと。
類書が無いだけに、大変良い本が出たなと思いました。
ただ、私にはこの本について他に言いたいことがあります。
これはあくまでも想像に過ぎませんが、この本の本当の著者は別に居ると思うのです。
別にゴーストが書いたとかそういうのではなくて、本の内容がこの著者の内面から出てきたものではないように感じられてなりません。
それは、著者の写真や動画(youtubeで沢山出ています)を見る限り、神社や神様と正しいかかわり方をしている人に特有の雰囲気が感じられないことと、本の内容も、全体としてはとても良いのですが、本当に分かっている人ならこんなことは書かないよな、という記述が所々に散見されるからです。
たぶん、この著者は以前、非常に優れた能力者の身近に居たことがあり、その聞き書きを本にしたのが本書なのではないでしょうか。
本にする上で、著者自身から出た謂わばノイズのようなものが、おかしな記述となって紛れ込んでいるように感じました。
勿論、上記は私の勝手な想像です。
ですから、あとは各自がお読みになって判断されれば良いと思います。
手放しで推奨は出来ませんが、類書に無い非常に良い内容が含まれていることは保障出来ます。