ルパン三世の相棒と言えば次元大介だが
彼の使う銃はコンバットマグナムが有名である
正式には(スミス&ウェッソンM19コンバット・マグナム)
私もそう思っていた
次元と同じ型の銃が欲しいと思い
調べて見ると意外な事実が見えて来た
次元の使う銃はシリーズで異なる!これが答えと言える
モンキーパンチの原作においては
リボルバーであるものの実際の銃と言う表記も無ければ
デザインも曖昧だそうです。
漫画家として実在する銃を書くことは独走性が欠けるので
書かなかったとか、単にめんどくさかったとか…
とにかく、原作では実在する拳銃は
ルパンも使っていない様です
テレビシリーズ1st制作時に大人向けのアニメを作りたい
と言う事でキャラクターの銃に実在する銃を用いたようです
ルパン=ワルサーP38
次元=コンバットマグナム
この時の「コンバットマグナム」と言う設定が
次元大介=M19が愛用の銃、となったようです
アニメシリーズ 2nd
99話「荒野に散ったコンバットマグナム」
こんなタイトルの話しもあり益々M19が定説されます
しかし劇場作品一作目:ルパンVS複製人間
二作目:カリオストロの城、において次元の銃は
M27です、設定資料にもそう書いてあるとの事です。
どっちが次元の愛銃?…となりますよね
S&W M27は、357マグナム弾とそれを打てる
リボルバー銃を開発 通称レジスタード・マグナム
357マグナム銃の元祖と言う事になりますね。
M19は携帯性を高める為に軽量化したKフレームを
使いながらマグナム弾を打てる銃として
ハイウェイパトロール等に愛用され主流となった銃です
これがいわゆるコンバットマグナムなのですが
M19には欠点があり357マグナム弾を発射する衝撃に耐えられず
使っているとフレームにガタが生じるというものでした。
つまり携帯性も破壊力もあるが構造上無理がある
果たしてそんな銃を次元が使ったとしても愛用までするか?
と言えば、疑問が残ります。
カリオストロの城の宮崎駿さんは細かい裏設定に拘る
監督さんとして有名ですよね。
やはりちゃんと調べてM27
レジスタードマグナムこそ相応しい
としてこの映画では採用したのではないでしょうか?
M27はデザイン的には少しどんくさい感じがあるのに対し
M19はシンプルでスマートなデザインだし
コンバット・マグナムの通称はやはりカッコイイですよね
そんな事もあり次元=M19コンバットマグナムが
現在の主流(玉山鉄二主演の実写においてもM19)
になったと言えますね。
因みに次元の墓標では…
M27なんですね!やはり銃の設定コンセプト
次元のクラッシクさを考えれば
こちらに軍配が上がるでしょう
そんな訳でこの度人生初のモデルガンを購入致しました
さて私ぶるぅ~とは今回どちらを購入したかと申しますと
M27 レジスタートマグナムでございます
やっぱロマンです
「このじゃじゃ馬は俺にしか扱えねぇぜ!」