ロードショー(古時計) | 鈴木の一日一善・一日一曲

鈴木の一日一善・一日一曲

フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

ロードショー

(歌:古時計 / 作詞:伊丹恵 / 作曲:山本達夫)

 

今日は、古時計が歌う「ロードショー」を聴いています。

「ロードショー」のニューミュージックらしい女々しさが好きです。

女性目線の詞は、作詞が女性だからだったんですね。実は、僕の勝手なポプコン的なイメージから、今日の今日まで古時計の二人が作詞・作曲した歌だと思っていたのですが、違っていました。そうか~、そうだったのか~。

 

僕の勘違いは置いておいて、歌の説明です。

映画好きの彼氏と彼女、一緒に観に行くつもりだったのに彼氏からは忙しいと断られ、一人で観に行った映画館で、都合が悪いと言っていた彼氏の笑顔を見てしまうという、あらすじだけでも悲しい歌です。

ピアノの前奏からしてセンチメンタルな気分にさせて、間奏ではオーボエ(多分)なんぞを入れて雰囲気を作っていきます。彼氏を思う女性のせつない思いが、心にしみてくるつくりです。男の僕が聴いてもこんなにしみてくるのに、女性はどんな気持ちで聴いていたんでしょうか。

とにかく共感されたんだろうなと推測いたします。その証拠が60万枚というセールスに表れていますね。すごい売上です。

 

「ロードショー」が発売された1976年、映画雑誌もいくつか発売されていて、同名の『ロードショー』や『スクリーン』、『キネマ旬報』など覚えています。ラジオの『欽ドン』は集英社の提供で、『ロードショー』のコマーシャル『♪集英社~の雑誌です』は耳に残っています。

 

歌の「ロードショー」、久しぶりに聴きましたが、今日も心にしみています。良い歌ですね~。

今度カラオケで歌ってみたいと思います(^^