陽気に行こう(高石ともやとザ・ナターシャ・セブン) | 鈴木の一日一善・一日一曲

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フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

陽気に行こう

(歌:高石ともやとザ・ナターシャ・セブン / 作詞:高石ともや / 作曲:アメリカ民謡)

 

今日は、高石ともやとザ・ナターシャ・セブンが歌う「陽気に行こう」を聴いています。

高石ともやと言えば、日本でフォーク・ソングを始めた元祖の一人です。個人の感想ですが、『関西の雄』って感じですね。

フォーク・ソングって元々はアメリカの民謡です。そして「陽気に行こう」の作曲は『アメリカ民謡』です。将にフォーク・ソングとなります。

フォーク・ソングはアメリカ民謡ですから古い歌なんですが、1960年前ころからアメリカでリバイバルブームが起こって、日本の若人が敏感にその流行をキャッチしてカバーしたのが、日本のフォークのきっかけです。カレッジ・フォークという東京の大学生を中心に流行ったのがその流れです。大学生中心だったので、キャンパス・フォークなんて言い方もありますね。

少しだけ遅れて関西フォークという土臭いフォーク・ソングが人気を得ていくのですが、その関西フォークの中心にいたのが高石ともやです。関西フォークと雖もフォーク・ソングですから、「陽気に行こう」なんかもしっくりくるのです。

 

フォーク・ソングを熱心に聴いていたころの僕は、若気の至りで刺激のある歌を熱心に聴いていたものですから、マイルド過ぎて「陽気に行こう」をまじめに聴いていませんでした。この年になって改めて「陽気に行こう」を聴いて、『嗚呼、なんて素敵な歌だったんだ。』と今更歌の良さに感動しているのです。

ブルーグラスって言うんですか、ギター、フラットマンドリン、フィドル(ヴァイオリン)、5弦バンジョーといったアンプラグドな自然なサウンドがとても気持ちがいいです。

そして高石ともやの詞がいいです。味わいがありますね~。

 

 ♪ 苦しいことは解ってるのさ

 ♪ さあ陽気にいこう

 

人生いろいろありますけど、陽気に行きましょう(^^