Twitterでたまに盛り上がってる、早期英語教育をやるか、やらないか話しについて思うことです。
やりたい家庭はやればいいし、やらない家庭はやらなくていい。
と私は思います。
反対派は早期から英語やると日本語遅れるっていう理屈なんですよね。
もうすぐ保育園を卒園する長男ですが、ガッツリおうち英語勢でした。
(おうち英語のみではなく、課金英語もあり)
6年間やってみて、弊害はあったのか?実際どうなのか?の振り返りです。
まず、弊害から。
早期英語教育を信じてやってきた身からすると「おうち英語は最高、弊害はまったくなし!やらなきゃ損よ」と言いたいところですが、実際に弊害はありました。
それは「小学校受験」です。
文科省認定の学校だとどんなに英語の授業やってます!って学校でも試験は日本語です。
特にしりとり問題と物の名前問題が苦労しました。
年中の頃は覚えてる単語が日本語と英語でゴチャゴチャになっていて、これは英語、これは日本語ってが即座に切り分けすることとが難しかったようです。
なぜ、ライオンは日本語も英語もライオンなのに、ダチョウは日本語で、英語だとオーストリッチなの?
という質問をされたことがあります。
具体的にはしりとり問題をやっていて、「ダチョウ」「オーストリッチ」どっちが日本語なのかわからなくなる。という感じです。そんなかんじで単語系が苦労しました。
次に苦労したのは行動観察中に英語が出ること。
応援したり、なぐさめたりするフレーズは英語のほうが出やすいようです。「you can do it! 」とか言ってました。
これは減点されるかわからないけど、あんまり印象よくないですよね。
ペーパーの一例と、行動観察の一例でしたが、まだあるかも。
そんな感じで日本の学校を受験する小学校受験では英語を抜くのはけっこう苦労しました
受験までの最後の1年は、英語の習い事だけは続けて、テレビは半分英語、半分日本語にしました。
家でのおうち英語みたいな時間は一切なしです。サマースクールも年中からは行きませんでした。
せっかくバイリンガルっぽくなってたのに勿体ないなぁと思ってました。
うちでのおうち英語の弊害は小学校受験。でした。
もっと器用な子とかは両立できるかもしれないですが、うちは無理でした。
小学校に合格いただきお受験終わってからはまた英語のペースをハイペースに戻しています。
やっぱりベースがあるから、耳はかなりよくネイティブの方と普通に幼児トークを出来るくらいにはすぐなりました。
(もう私はやる気なく、今はおうち英語でなく完全に課金英語ですw)
帰国生&インター生向けの教育機関のエントリー試験も合格でき、ホッとしています。
だから、おうち英語をやっていたことに後悔や否定はまったくありません。
さて、弟の早産児の赤ちゃんはどうするか問題。
何度も何度も書いてきましたが「英語教育で日本語遅れる可能性がある」という発達の本を何冊か読んだことがあり、まったく英語はやらせないつもりでした。
でも、赤ちゃんの脳って純粋というか、長男の英語の家庭教師が帰るとき2歳の赤ちゃんも「ハロー」「シーユー」とか「バーイ」とか言うようになりました。
2歳の吸収力ってすごいなと思います。ここで揺れるんですよね・・・
長男も2歳で本格的に始めて自然にバイリンガルになれそうなのに、次男は一切英語やらせないって、兄弟差別かな!?って。
まだここは結論は出ていません。
でも今のところは、赤ちゃん(次男)は小学校受験が終わるまでは英語はやらせないでお受験終わってからスタートでもいいかなって思います。
長男ほど器用に英語抜く時期と、復活する時期と切り分けて両立できる自信がありません。
だからと言って早期英語教育を否定しているわけでなく、賛成派なんですけどね。
小学校受験考えるとうーんという感じです。
我が家のおうち英語の例でした。やるかやらないかは親の方針次第ですね。あとはどこまでやるか・・・!ってやつだと思います。