──── 感覚とは何か? ───






こころのブログ
  感覚とは、生物が外界の情報を受け取る手段の総体だと考えられています。
 そして、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五つを会わせて五感と呼ばれて
 いるのです。


  厳密には、筋肉の収縮状態を検出する深部感覚など、五感以外にも感覚は、
 あるのですが、私たちの感覚としては、五感だと思っているのです。


  感覚の機能は何の為にあるのか?一言で言い表すと世界を理解するために
 あるのだと、書かれています。感覚がなければ外界のことも、したがって、
 自分達が生きて行くことが出来ません。


  そして、もし、自分が視覚も、触覚も、味覚も、嗅覚も、完全に失った
 姿を想像してみて下さい。

 どんな感じだろうか? 真っ暗な世界に、身体を失って、ぽっかり浮いている
 様な感じだろうと思います。


  元々持っていた視覚を急に失うことは、真っ暗なと言う感覚は概念として、
 分かるかと思うのですが、何も音が聞こえず、何も触った感じがせず、


  何の味も匂いも感じ無いかの状態、五感が無いという自体が何もない状態、
 私たち、健常者は日頃思った事もないことであります。


  さらに奇妙な事に、手足が本当に動いているかどうかを感じ取って確認する
 事が出来ない、意識から見ると身体はないのと、ほとんど同じことで、

 身体は無くなった様に感じるだろう。また、自分が発声した声も聞こえないのだから
 自分が発声した声が外界に伝わったかを知る事は出来ないのです。


  五感を失った状態とは、悲しい状態に成ります。
 感覚は極めて重要であり、感覚なしには人間は生活出来ないのです。


  あらためて、自身の身体に感謝と喜びを持たなければなりません


  皆さんとのブログを通じての会話も出来ないのですから。
 不自由なと言う事は、何と惨めで寂しいものかが、改めて痛感する次第です。


  どんな病になっても爾りで、自分を大事にしたいものです。