主人公の一人、相馬永胤の故郷を訪ねて | 書籍『蒼翼の獅子たち』オフィシャルブログ

主人公の一人、相馬永胤の故郷を訪ねて

こんにちは。学生プロモーションメンバーの清水です。11月も半ばになり、学校はすっかり就活ムードが漂っています。我らも大学3年生。僕も自己分析などを始めていますが、とりあえずわかったことは、ごはんよりパン派だということぐらい。パン派だということで採用が不利になったりしないでしょうか・・・今の小さな心配です。

まぁそれはいいとして。

10月30、31日に僕となかむーの二人は滋賀へ出張に行ってきました。というのも、初代校長の相馬永胤先生は現在の滋賀県彦根市の出身。そして僕も滋賀の出身なのですが、地元で相馬の名を知る人は少ないのが現状です。そこで『蒼翼の獅子たち』を滋賀の多くの人に読んでもらって、相馬の功績を広く知ってもらいたい。勉強できる喜びを感じてほしい。そのような思いから、滋賀の高校や大学に本を贈ろうということになりました。

1日目に
彦根翔陽高校(清水の母校)
彦根東高校(相馬の母校)
守山北高校(専修大学に入学者多数)

へ本を持ってきました。どの高校も快く受け取ってくださいましたが、とくに彦根東高校では学校の方も相馬について詳しくご存じなかったようで、少々驚かれていたような印象でした。

三校へ本を持って行き、帰る途中の17時ごろ。

帰郷した相馬も見た(本編P381)琵琶湖の湖岸へ立ち寄りました。夕暮れはどこかの南の島のようですね(写真1枚目)。初めて琵琶湖を見たなかむーは、たそがれる空と水面をしみじみと味わっていました。相馬も帰郷するたびに同じ風景を見たと思うと、なんだかロマンを感じますね。

2日目は滋賀の専修大学OB会会長をされている桐畑さんに同行をお願いして、大学や博物館へ本を持っていきました。

滋賀大学
彦根城博物館
彦根市立図書館
滋賀県立大学

桐畑さんは元県議会議員をされていた地元の大物。前日とは対応してくれる職員の方の態度も違うような気が・・・桐畑さんは寄贈に至る経緯から専修大学の紹介までスラスラと話してくださって、我々は横でうなずいているだけでした。しかし、詳しい本の内容や私たちの伝えたい思いは十分伝えられたと思います。
途中に立ち寄った彦根市立図書館には、すでに『蒼翼の獅子たち』が置かれていました。多くの人に読まれるといいな。
最後に訪れた滋賀県立大学では、図書情報センター長、副学長が出てきてくださって大歓迎の様子でした。最後には学長室にも通していただき、学長とお話をしました(4枚目 左からなかむー、曽我学長、桐畑さん、清水)。学長さんは若いころから長年アメリカで勉強をされて、日本に戻って来られた方でした。以前から相馬のことをご存知だったらしく、自らの経歴と重ねて『蒼翼の獅子たち』に非常に関心を持っていただき、本を贈ったこちらが感激でした。

2日間は本当にあっという間でしたが、“相馬永胤”という人物の周知に多少は貢献できたと思います。

帰りの新幹線の中。

この地から“第二の相馬”が現れる日は、そう遠くはないような気がしました。

写真1

中村君湖畔

彦根市立図書館

滋賀県立大学