蒼翼の獅子となって羽ばたけ!! | 書籍『蒼翼の獅子たち』オフィシャルブログ

蒼翼の獅子となって羽ばたけ!!

こんにちは! ペダルファーブックスの京太郎です。
先日のブログでは、2日の専修大学の鳳祭(学園祭)で開催した『蒼翼の獅子たち』刊行記念講演の様子をお伝えしたが、実はこの講演のあとに第二部があったのだ。同大学の文学部生を中心にした十数人の若者たちと志茂田氏との対話が実現したのだ。
小説家になるには? 小説のアイディアに煮詰まったら? 編集者の役割って? など、将来作家志望や出版に興味をもっている学生ならではの質問が、次々と投げ掛けられた。
その一つひとつに、真剣に応えていた志茂田氏と長年の担当編集者である今井氏だった。「とにかく書くこと」「いいアイディアは発酵するのを待つ」「いろいろなことに興味をもって」「実のある挫折を経験しながら、いい階段を上ること」などなどなど。われわれ大人たちが聴いていてもハッとすることや、思わず襟を正し我が身を振り返った京太郎。
なごやかな雰囲気のなかにも、どの学生も熱心に話しをして真剣に耳を傾けていた。物怖じしない接し方がいい。とかく今時の大学生は…なんて嘆く大人がいつの時代も多いのだが、今日ばかりは杞憂だった…。
志茂田氏がタイトルの『蒼翼の獅子たち』に決まるまでの経緯を話したなかで、「蒼」という文字に込められた意味の若さ、無限の可能性に触れ、「社会は厳しいが、創立者たちとの絆を大切に、みんなも蒼翼の獅子となって、大いに羽ばたいていってほしい」と結んだ。このメッセージ、しっかりと学生たちは受け止めたに違いない。
ところで、この対話の席には志茂田氏のマネージャーでもある奥さまも出席されていた。
作家の奥さまとしてのご苦労などを訊かれたなかで、「専業主婦で子どもを育てながらですから、なにも特別なことはないのですよ」と謙遜されていたのだが、マネージャーと主婦、二足の草鞋の難しさは想像に難くない。今日まで第一線の作家として志茂田氏が活躍されておられるのも、マネージャーとしての奥さまの支えがあってこそでは!? ここでも京太郎は日頃の我が身を振り返り、反省しきりだった(反省すればいいってことではないか…)。
若い学生諸君には分からないだろうな! 分からないな! 分からなくて当然なのだが、何を成すにも一人の力では出来ないってことは、どんな世界でも言えることだろう。