「結婚・出産しても、会社を辞めずに

  育休・産休を取得し、復職する」

 

"女性活躍推進"が叫ばれる中、

当たり前のようになりつつあり、

女性の働き方の一つになりましたね。

 

私も結婚・出産を機に、

育休・産休を取得し復職しました。

 

私が十数年務めている会社では、              

入社当時から育休産休制度はありました。

 

しかし妊娠された先輩方は、

誰一人として取得することなく、

そのまま退職しました。

 

しかし、私の同期が妊娠した際に、

会社に掛け合い、育休・産休制度を

初めて取得したのを機に、

 

私を含め、その後妊娠を理由に

退職している女性はいません。

 

制度がありつつも、取得することなく

退職された先輩方(十数年前)、

 

制度がありつつも、取得するためには

「会社に掛け合う」ことが必要だった

同期(十年前)。

 

制度・取得実績があり、

育休産休取得が当たり前の中

「取得申請」をした私(数年前)。

 

それぞれに、

時代の流れが現れているなぁと

改めて感じています。

 

(まだまだ取得できる環境が

整っていない職場も世の中には

多いと思うので、取得申請できるだけ、

恵まれている環境にいると思います。)

 

 

当たり前になりつつある、復職。

 

 

復職する理由は、

人それぞれだと思いますが、

 

私の場合は

 

「生活=お金の為」  でした。

 

 

 

夫の一馬力では、

 

とてもとても、不安なので  えーん

 

 

 

「今の仕事を続けたいから」

 

 でも、

 

「今の仕事(職場)が好きだから」

 

 でも、ありません。

 

 

 

仕事に誇りをもち、

やりたい仕事で、

続けたいと思う仕事であったなら、

日々の数々の葛藤も、

乗り越えられるのかもしれません。

 

でも私は、今の仕事に

そこまでの思い入れはありません💦

 

 

 

だから復職後の

「子育てと仕事の両立」生活に、

心底疲れ果て、夫婦の衝突も増え、

苦しい日々を過ごすことになったのかも

しれません。

 

 

"世の中のお母さんたちは、

保育園で挨拶するママたちは、

頑張って両立している。

だから私も頑張らないと!"

 

 

"今の生活水準を維持する為、

将来の養育費・老後資金の為、

私も頑張らないと!" …と。

 

 

世の中で当たり前になりつつある

「仕事と子育ての両立」に、

日々時間に追われるサラリーマンである私は、

心の余裕がなくなっていきました。

 

 

子供に対しても、夫に対しても、

自分自身に対しても。

 

"この「仕事と子育ての両立」のままの

生活でいいのだろうか。"

 

"サラリーマンのままでいいのだろうか。"

 

"今しかない幼児期の子供との時間も

あまり持てずに、

「早くしなさい!」、

「いいかげんにしなさい!」 が

口癖の毎日で本当にいいのだろうか。"

 

 

復職してから約3年の間、

この答えのでない問いに、

「仕事と子育ての両立」という壁に、

私はもがき苦しんできました。

 

 

 

 

そして、 

"この生活から抜け出したい!"

 

"サラリーマンを辞めて、

子供の傍にもっといたい!"

 

"夫にもっと優しく接することができる

自分でいたい!"

 

"時間に追われる日々から解放されたい!"

 

 

 

でも、、、、

 

"今の生活水準を下げたくない。"

 

"子供にお金で不自由な思いをさせたくない!!"

(私の中で、これはとてもとても

 大きなポイントです。)

 

 

わがままだとしても、

とても難しいことを言っているとしても、

でも、やっぱりどれも譲りたくない!

 

 

そんな想いがだんだんと

大きくなっていき、

私は去年、小さな小さな一歩をふみだしました。