MLM(マルチ・レベル・マーケティング)

 

まぁ、いつの時代でもこの手のビジネスが横行しています。

ご存知の方も多いかと思いますが、MLMとはクチコミで

商品を伝えて販売していく手法で、中間業者が介在しないので

安く販売できることと、物を紹介するほかに人を紹介していく

ことによって自分のシンジケートをつくり、その人達の販売手数料

すなわちコミッションが自分に入るというものです。

MLMは悪の代名詞のように言われますが、ねずみ講、マルチ商法

とおおきく違う点は価値に見合う商品が介在しているという点であり、

合法的なのですが、マルチ商法やねずみ講もどきのマネーゲーム

がはびこっているのもまた現状です。

 

私が大学生のころ、MLMのネットワークを私自身やっていました。

私が売っていたのは化粧品でしたが、確かに商品がよく、むしろ

お客さんに欲しい欲しいと言われていました。

実際、売上がついてくると不労所得とも思われるコミッションが入金

されてきて、それがまた自分の励みにもなっていました。

結局、この仕事はかなりおいしい仕事ではありましたが、このビジネス

にはまっていく自分が怖くなり、いずれ惜しまれながらもやめることと

なりました。

 

しかし、この仕事をやったおかげで自分の財産となるものもありました。

それは「営業力」であり、いかに自分の商品をアピールするか、

いかに関心を持たせるか、セールストークの基本等、現在の自分の

基礎ともなっているような感じがします。


確かに人を騙すような会社もあるでしょう。

しかし物を売るということは自分を売り込むことであり、売り込む商品を

自分が愛せなければ何も売る事は出来ないと思います。

そういったことを覚える意味でもこれをやってよかったと感じます。