私は4月を迎えると、会社に入って14年目を迎えることとなります。
長かったのか、短かったのかよく分かりませんが、まだまだ社会人
生活は続いて行きます。そういった意味ではまだまだ社会人生活の
半分も到達していません。
さて、私は転職したことがないので、出向期間中や出張日以外では
出社への通勤路はあまり変ることがありません。
だいたい同じ道を通ることとなるのですが、毎日同じ時間帯に通勤して
いると、対向車や同じ方向に向かう車など、結構おなじみさんが出来て
しまうものです。
その通勤路の中で、毎日信号に引っかかり止まる交差点があります。
その交差点の脇に家があり、そこには小学校の高学年くらいであろう
女の子が毎日いました。
その子はやがて小学校の卒業式を迎え。
中学校の入学式を迎え。
中学校の卒業式を迎え。
高校の入学式を迎え。
高校の卒業式を迎え。
就職して・・・
毎日そこの交差点で止まるなかで、その子とも毎日出会い、知らぬ間に
その子の成長とともに毎日が過ぎていったんだなぁ思います。
先日、その子と思われる女の子を街中で見かけました。
・・・多分そうじゃないかと思いますが。
会社の同僚っぽい人達と宴会の帰りっぽかったのですが、
その時、自分では就職してからの自分は時の流れをあまり感じない日々
であったが、その子を見ると、13年という時の流れはすごいものであるなと
感じました。
1日=24時間という時間は、誰にでも平等に与えられた時間です。
平等なのは与えられる所までで、その時間をいかに有効に使うか。
これによっては、「時間」というものが、ただの時の流れになるか、それとも
意味のあるものになるか変っていくと思います。
そしてそれが何年も経つと途方も無い差となってくるでしょう。
しかし時間は戻せないのです・・・
まずは時間が足らないと感じるように生きていきたいと思います。