「学校の先生は聖職者だから」
どっかのマスコミが報道してた。
先生って聖職者なんですか???
聖職者とはなんでしょう?
聖職者(せいしょくしゃ)とは、宗教 上重要な地位に就いている
人間のことである。
また比喩的には、教職など、一部の清廉高潔とされる職業 に
従事している人間を指す場合もある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
教職など、一部の精練高潔とされる職業???
学校の先生が???
間違っちゃいけません。学校の先生はサラリーマンです。
だって、塾の先生は聖職者なんてよばれないでしょ?
多くの会社が物を売って商売しているように、
教師だって知識を売ってる商売人なんです。
「警察に悪い人なんていない」
これ式にへんな固定観念が蔓延してるんではないでしょうか?
確かに教師という職業。
確固たる理想を持ってその職業に就いている先生が何人いるでしょうか?
昔は立派な人=先生が成り立っていた人も多かったと思います。
今はどうでしょうか?
ここ1、2ヶ月の間に3人ほどの校長先生が自殺しています。
生を教える立場の人が自ら生を断ち切るなんて・・・
という批判もありますが、見方を変えれば、この方達は先生という職制上
良心の呵責に耐え切れなかったのかもしれません。
いじめを見てみぬふりしたのも現場。
新聞紙上をにぎわす事件をおこすのも現場。
しかし、当の現場の職員は自殺なんてしてませんよね。
志とプライドをもっているのは昔の人だけ・・・
そんな時代なんですかね?
亡くなられた校長先生たち。
共通してるのは、「あんな立派で熱心な先生だったのに。」
という周り(それも保護者たち)の言葉。
聖職者とよばれるのはきっとこういう先生なんですよね。
教える先生で生徒の一生の出来が決まってしまう。
「先生」とよばれる職業についた責任を考えてほしいものです。