先日の話になるが、冥王星が無くなるらしい。
冥王星が消滅したわけでもなんでもなく、「惑星」という枠組みから
はずされるだけらしいのだが。
「水・金・地・火・木・・・・・・」と覚えさせられた僕たちにとっては、少々
寂しい気もするが、冥王星があろうが無かろうが自分にとって何の
影響も及ばさない。
むしろ、当初発表されていた、太陽系の惑星が増える・・といった方が
大変だし、なじめなかったかもしれない。
しかし、この事実において少しだけショックなことがあった。
増える減るはどうでもいい問題だが、こんな問題において、世界の天文
学者が何年もの間議論していた事実に驚いた。
こんなものは特に変える必要がないのでは???
惑星の定義を変えなくてはいけなくなった???なんで???
この問題をつきつめてくとなーんとなく嫌な部分が見えてくる。
学者はどれだけ自分の論文が支持されるか。
どれだけその学会において名前を残せたか。
の社会。今回もまた惑星の定義を変えて名前を残したかっただけじゃ???
なんだか天文学者といっても、宇宙というおおきな世界の研究をしているくせに
案外考えてる事はちっさい自分のことしか考えてないんだなと考えさせられ、
こんなことを大々的に発表するこの団体がちっさくみえた事件でした。