昨夜、女の友達と電話で話していて、ふと聞かれた。


「souutuは今までもらったプレゼントで何がうれしかった?」

 

プレゼントかぁー何がうれしかっただろう。その時は

 

「好きな子がくれたものは何だってうれしいよ」

 

と無難に答えておいたのだが、いろいろ過去を思い返ってしまった。

 

結構、値が張るプレゼントをもらったこともある。

 

確かにその時はうれしかったのだが、

 

「いくらのものを返さなきゃいけないの???」

 

と悩んだ覚えがある。基本的には何をもらったってうれしいものである。

 

では一番心に残るプレゼントは・・・・

 

あった!あれはまだ大学に入ったばっかの頃

 

コンパで知り合った沖縄出身(それも石垣島)の子だった。

 

コンパで意気投合してそのうち付き合うこととなったのだが、

 

とにかく新鮮な子だった。大学に入るまで石垣島で育っただけあり、

 

いつもビルを見上げてたっけ。草むらを歩けば、

 

「ハブがいるからっ!」って近寄らず、

 

いつも「本土の人は・・・」が口癖で、テレビのチャンネルの多さに

 

驚いていた。

 

そんな彼女と過ごす初めての僕の誕生日。

 

彼女は地下鉄に乗って僕の家までやって来た。

 

「誕生日おめでとう!!はいプレゼント!」

 

そこに見たものは・・・

 

 

ハ、ハブ酒!

 

 

透明の瓶に入ったまぎれもないハブ酒!

 

っていうか、そのまま抱えて地下鉄でやって来たのか???

 

彼女は笑顔で

 

「うちのハブ酒は最高なんだよ!さぁ飲んで!」

 

この子はこれが素でマジなんだよな・・・・

 

観念して二人で酒盛りしました。

 

ハブと目が合うよ・・・

 

生臭いよ・・・

 

頑張りました!頑張って飲みました!

 

彼女の方が飲んでました!!!

 

・・・あれから15年。ハブ酒を越えるパンチの効いたプレゼントに

 

出会ったことがありません!!

 

さて、ハブ酒を飲み終わった残りですが、透明の瓶と中にはいっていた

 

ハブはそのままゴミ置き場に置かれ、どうやらゴミの収集のおじさんにも

 

もって行かれず1ヶ月ほど放置され恐ろしいことになっていました!