本日の全国高校サッカー選手権大会の決勝。

 

鹿児島実業 対 野洲 の試合はすごかった!

 

特に優勝した野洲高校。

 

南米のテクニカルさと、欧州の組織力を併せ持ったすごさには

 

びっくりした。

 

15年程前、僕も国立競技場をめざす一人の高校生として、

 

サッカーをやっていた。いや、静岡県という特殊な環境の中では、

 

国立競技場なんて夢のまた夢であった。

 

清商の藤田(元ジュビロ・現グランパス)の魔法のようなプレイに憧れ

 

清商の名波(現ジュビロ)のレベル違いの速さにびっくりし、

 

とにかく同級生でありながら憧れのスターと対戦してるような感じだった。

 

実はあの頃のサッカーの思い出にはあまりいいものは無い。

 

指導者との確執、自身のケガ、サッカーだけに時間を費やすことへの

 

疑問。10代の少年には耐え切れないような思いでいっぱいだった。

 

努力だけではどうにもならないことがあるのを思い知らされたのも

 

このころだった。

 

しかし、今日、こうしてサッカーを見ていたら、このノンフィクションの

 

世界に魅了されてしまった。

 

無駄な努力はない!きっと10年後に思うはずだ。

 

例え結果が伴わなくても、いや結果なんて伴わないことの方が多いが

 

頑張ったことが自分の誇りになればいいと思う。

 

過ぎた時間は取り戻せないが、せめてこれからの自分は頑張った事を

 

誇れるように努力していきたい・・・と柄にもなくおもいました。

 

野洲高校、日本一おめでとう!