ホストクラブは若い頃ノリで何度かいったこともありました
卓でキスしてきたりエレベーターでキスしてきたりプライベートで会いに来てキスしてきたり、、
みんながみんなにこんなことしてるの?
ホストにハマる人なんてバカなの?
って思ってました
そんな私が30すぎてはまってしまうとは思いませんでした
と言っても出会いは、私が当時働いていたクラブのボーイとキャストです
ホストの営業前に副業でボーイしてたんです
繋がりで集客もできますしね
20代前半で見た目は本当にホストっぽいかんじという印象でした
だいぶ年上の私に対して敬語もつかわず平気で可愛いねとかいうタイプで、水商売の世界とかも世間のこともよく知ってて若いのに、しっかりしているなって感じでした
私はまだまだ夜の世界は未熟者で、お客様、お店のママ、女の子同士の人間関係のこととか、めちゃくちゃ悩んでたのでよく話を聞いてもらいました
やっぱり話を聞くのはプロでした、あの頃は離婚後同居解消と失恋をダブルでしたあとで、
孤独な私は絶妙なタイミングで会いたいとか連絡くれて、いつしか落ちてしまいました
クラブで仕事中も好きオーラだしまくりでバックヤードでキスしたり、送りの車で手繋いだり、お店でも風紀と言われてました
そのうち、友達と飲んでるとき、お客さんとアフターのとき、お店の子やママと飲んでるとき
ホストクラブにもいくようになりました
いつのまにか自腹でいくようになり、最初は2〜3万だったのが気づいたら10〜15万とか使ってました
もっともっと使ってる子いるとは思いますが、私は風俗で働いたあとで貯金もあったし、お金を使うのは嫌ではなかったんです
でも楽しいのにいつも不幸せで酔っ払っては泣いてました
どんどん依存して辛くなっていきました
その度に何時間も話を聞いてくれました
家にきてくれました
けどそれはお金を使ってもらうためです
絶対口にはしないけどわかってました
ホストとお客さんじゃなくて
ボーイとキャストでしょって言ってました
プライベートでデートしたりお互いの家にいったり実家もいったり友達含めて遊んだり
一緒に住む話もしてました
私はわかってはいてもやめれませんでした
どんなにお金を使ってもそばにいてくれることにとても感謝してました
だけど感情は抑えられなくて
誰よりも特別な存在でいたいとか独り占めしたいとか考えてしまいました
風俗のときオーナーがホストには感謝しかない
ホストがいるから風俗嬢が頑張って働いてくれるっていってました
私もホスト君にもっともっとお金使うために戻ることも考えました
本当にそのときは洗脳状態です
水商売をやめてからも連絡があれば
近くで飲んでたらいってました
でも、いまの夫が目を覚ましてくれました
怒られたっていうのもあるけど、心から愛されてることが幸せなんだよってことを気づかせてくれました
ホスト君はホストとしてお仕事しただけ
そこに愛はないのです
美容師が髪を切ってくれるのと一緒です
いまでもたまに連絡はきますが、そろそろ飲みにてくれたらいいなと思ってるんだと思います
私が行かなくなってもまた他に私のように飲みに行く子がいるので困ってはないはずです
気づくには時間かかったけど、楽しかった思い出とかあるし、仕事が頑張れたのはホスト君のおかげです
敵にされたり恨まれたり本当に大変な仕事だと思うけどそこまでお金を使わない私がどんなにめんどくさくても突き放さなかったのは本当にプロだし、優しい人でもありました
いつか成功して大金を儲けたりしたら久しぶりにお店に飲みに行きたいですね
その時はすごく綺麗な飲み方して、ありがとうとこれからも頑張ってねって伝えたいです