こんなTwitterのつぶやきをみつけました。
「メンタルが安定している人の特徴」とのこと。
(画像を張り付けると著作権的にダメなので、以下転記します)
① プライドはゴミ箱へ
② 疲れたらやめる
③ 居場所はいくつも
④ 寝たら忘れる
⑤ 駄目でもともと
⑥ 60点で十分
⑦ 期待しすぎない
⑧ 1人の時間も大切に
⑨ まだいける!は危険
⑩ 嫌いな人は即サヨナラ
――10か条の捉え方
この10か条を見て、
「まぁそうだろうね」と思うのが健全な私で、
「え、私、逆のことやっちゃってるかも、、、」と思うのがうつ予備軍の私で、
「いやいや、こんなの関係なくやれるっしょ!」と思うのが躁状態の私で、
正論すぎて直視できない、もしくは
「私は逆のことに当てはまってるから
やっぱりダメな人間なんだ、、、」
と落ち込むのがうつ状態の私です。
浮き沈みが激しいのが躁うつの大変なところですが、
落ち着いた時があれば、こういう風に「ポジティブなこと」を可視化することは有効でした。
躁うつの私は、
病気の原因がわからないとか、将来が見えないという
「漠然とした不安」に首を絞め続けられているわけだけど、
思ったことを少しずつでも口に出してみる、書き出してみるというのは
カウンセリングの先生から勧められたこと。
でも当時は症状がひどい時期だったので悪影響が多くて、断念。
その時書き出したのが、過去の原因追求だったり、
いまの自分のダメなところ、
今のままでいくと将来ヤバいことになること、
と「ネガティブなこと」を可視化してしまった。
安定した精神状態なら冷静に分析して整理できていいかもしれないけど、
躁うつが酷い時は
「なんて自分はダメなんだ、お先真っ暗だ」と
落ち込む一方でした。
ちなみに、「なんて自分はダメなんだ」と落ち込んだ時、
「なんとかしなければ!」といきなりエンジン全開で暴走するのが躁状態だし、
「生きている価値がない」と落ちていってしまうのが鬱状態、です。少なくとも私の場合は。
――うつの私の捉え方
ということで、先述の10か条はあくまで健全な人向けのもので、
(投稿者もそのつもりだと思います)
鬱状態の私は、以下のように捉えます。ご参考まで。
相当ひねくれていますが、これが正直な私です。
① プライドはゴミ箱へ
→ 「自分は生きている価値がある」と無理やり思うためにプライドは必要
② 疲れたらやめる
→疲れても辞められない状態だから苦しい
③ 居場所はいくつも
→いくつも居場所作れるほどエネルギーが残ってない
④ 寝たら忘れる
→そもそも寝れない。2,3時間の睡眠で忘れるわけがない。
⑤ 駄目でもともと
→これ以上ダメになったら生きていられるのか不安
⑥ 60点で十分
→正論だが、そのように思えないから苦しい
⑦ 期待しすぎない
→⑥と同じ
⑧ 1人の時間も大切に
→そもそも誰かと一緒にいれるほどエネルギーが残っていない
引きこもっているので常に1人。
そして暇な時間があればあるほど、嫌なことばかり頭に浮かぶ。
⑨ まだいける!は危険
→たしかに躁状態のときは「万能感」(なんでも成し遂げられそうな感覚)がすごい。
裏を返せば「今のままではいけない、、、!」という焦燥感もあり。
勇気をもってブレーキを踏むことは大事。
⑩ 嫌いな人は即サヨナラ
→そうやすやすとサヨナラできない関係が多い。サヨナラするエネルギーさえない
――終わりに
今は比較的安定しているので冷静に受け止めることができますが、
正論を直視できない場合は、無視するのがいちばん。
あくまで、ある方のいち意見でしかないので、
他人にこういう風に定義づけされたくない!と思うのが自然です。
つらいときは、自分が心地いいと思うものだけインプットするのがいいと思います。