昨日の試合は最後までしびれる試合でした。
今後の行方を左右する武田久の投球。
巨人打線を抑え、連勝、移籍組をヒーローにしました。
この勝利でファイターズの今後の進む道を開いたようです。
【投手】
(巨)●杉内(3勝2敗)-阿部
(日)○木佐貫(4勝2敗)、増井、S武田久(1勝6S)-鶴岡
【本塁打】大引1号ソロ(7回、杉内)
日本ハムは0-1の六回に陽岱鋼の中前適時打で追い付き、七回に大引が左越え1号ソロを放って勝ち越した。7回1失点の木佐貫が4勝目。武田久は6セーブ目。巨人は追加点が奪えず、杉内を援護できなかった。
2戦続けての勝利の立役者
◎大引、大当た~り
開幕当初、大当たりしていた大引、
その後、当たりが止まっていましたが
前日の猛打賞の勢いがこの日も続いていて
しっかりと巨人戦、杉内用秘密兵器になっていました。
◎大引選手(感涙V弾 好相性左腕から移籍1号)
「(杉内は)素晴らしい投手だとは思うけど、苦手意識はない。力のある真っすぐだと押し込まれると思ったので、打つなら変化球。自信を持って、全ての打席に立てた。(チームの最下位低迷に)僕は必要なかったんじゃないかと自問自答したこともありました。(お立ち台は)夢でした。これから調子をどんどん上げて、必ず優勝争いに絡んでいきます」
15試合連続安打は継続中です
◎陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)
記録が注目された陽でしたが達成出来ず!
でも1本の適時打がファイターズを勇気づけました。
その前の守備でも巨人の勢いを減速させていました。
◎陽選手
「(杉内は)待っていたら打てないからね。凄い雰囲気で緊張して記録はダメだったけどホッとした。チームが勝てたことが良かった」
史上12人目の全球団勝利投手
古巣を倒して達成、木佐貫
杉内との15年ぶり(高校時代)の投げ合いを制した。
杉内には高3だった98年夏の鹿児島大会決勝で敗れていました。
苦い青春の1ページが北の大地・札幌ドームで再現されることになりました。
勝利で飾った試合後には50件の祝福メールが届いたようです。
杉内との高校時代の因縁もあり、その当時の仲間からが多かったようです。
この日は古巣の巨人、そして史上12人目の全球団勝利を達成。
オリックス時代当時の岡田監督の方針で巨人相手に投げることはなかった。
古巣相手の登板は意図的に組まれなかったことがこの日の記録達成となりました。
自ら崩れる試合もあるがこの日の勝利は4勝目、チームり勝ち頭になっています。
大引の活躍とともにオリックスとのトレードは正解だったようです。
◎木佐貫投手
「超緊張しました。節目の1勝もうれしいですけど、ここで勝ててうれしかった。大引はですね、あとで何か袖の下に入れておこうかな。メールは高校時代に苦楽をともにした一番の仲間からです。自分は一斉メールはしません。1件1件、内容を吟味して返信しますよ」
※ 98年7月21日の鹿児島県大会決勝。川内高のエースとして、鹿児島実の杉内と投げ合い、1―3で敗れた。中学時代に鹿児島実から熱心な誘いを受けたが「鹿実を倒すために、地元の川内に行くので、絶対に行きません」と断っていた。前年秋と同年春に勝っていた因縁の相手に、あと一歩で甲子園の道を絶たれた。同大会準決勝で鹿児島実に敗れた樟南の捕手だった鶴岡との薩摩バッテリーで、15年前の雪辱を果たした。
そして鶴岡は同郷・鹿児島県で1学年後輩。強豪・樟南高の正捕手として98年春と99年の夏に甲子園出場。三者三様でいがぐり頭の高校時代に思いをはせていた。
◎鶴岡選手
「きょうの対決は、自分にとっても感慨深いものがありましたね。勝てたことは個人的にもうれしいです」
◎栗山監督のコメント
「選手たちがうれしそうにしていた。それがうれしかった。ファイターズらしい守備からリズムをつくって、という形になってきている。この2つの勝ちを生かさないと」
木佐貫の頑張りもお見事でした。
これで大引、木佐貫ともに100%、
ファイターズの戦士になりました。
チームの勢いは上昇しそうです。
いや、上昇します!!
◎昨日の打撃、投手成績