ザザーーンガーン
土曜日間違って一気に2記事上がってしまっていた…
未来記事にしてるとたまにどれがいつ上がるか、日付間違っちゃうときあるよねぇ。。

そんなわけで再アップ。



Lineで購読している記事の中にレタスクラブがあって、食いしん坊な私はいつも楽しく読んでいる。

もうひたすら食べ物とか料理のことしか出てこないから好き。ラブ

そこでハッとした記事があった。


「いつも作っている料理ほど雑になる」と…


あぁ…すっごく思い当たった。ハートブレイク

例えば麻婆豆腐。
これも色々こだわって作ってる割にはなんか「ん?」って感じになって来ていたので、四川料理屋で改めて食べてみてから反省…そして軌道修正中。

そして、なんと言ってもミートソース。

これもね、私大好物だから本当に美味しいの作れていたんだけど、まぁなんだか最近は「は?」みたいな感じになってきてしまったんだよね。ショボーン

しかも拘って色々やってんのによ?

牛のスープボーンから出汁とって、赤ワインもシラーズの普通に飲んでも十分美味しいやつ使ってるし、なんでだよ!!って突っ込みたくなるくらい「は?」って感じの味わい。

君は今まで何をしてきたんだー?!と、パワハラ課長に怒られてる気分だよ。


とにかく、美味しいんだけどコレじゃない。
なんか濃厚すぎるのだ。
かなりデミグラスソースに近い。


だからパスタよりはドリアにして食べたりして消化してて、まぁ美味しいんだけど、あたしゃあの味が食べたいんだよ!ぐすん



私の好きなミートソースはトマトマした感じでちょっと酸味がある系。

しかし拘れば拘るほどトマト感よりもワインと牛の濃厚さがかなり勝るようになってしまった。

というのも、日本にいる時にはこんな作り方をしていなかったし、使ってる材料も違う。

まずトマトジュースね。


無塩の野菜ジュースがない。
というか見たことない。

V8という野菜ジュースもあるんだけど、塩分がなぁ。

いつもカゴメの無塩野菜ジュースを使っていた。
亡くなった母がそうしていたので、うちの弟も、多分妹もこれでやってるはず。


トマトオンリーだと物足りないし、沢山の野菜が入ってるだけあって旨味が違う。
アレじゃないとダメだよねって弟とよく言っていた。


そんなわけでセロリや人参を刻んで入れてみたり、ジューサーにかけてみたりやってみたけど、なんかちょっと違う。

食感がこれじゃないんだよなぁ…と。


何をどうしたらあの時みたいに作れるんだろう?



スランプ…チーン



ということで、こういう時は引き算だろう。ひらめき電球

まず、原因を考えた 。

肉。
日本では肉は合挽きだった。

日本で牛肉100%の挽肉なんかビンボー人には買えねーっすから。口笛


お!ちょうど格下げ品あるじゃん!


と思ったけど、結局、赤身の牛ひき肉を購入。


まぁ、あれですよ。
四十も過ぎたらあんまりシツコイと辛いのですよ。タラー

しかもオーストラリアは牛肉の方が安い。
肉自体が日本より安いのだけど、私みたいなしがない販売員でもこうして牛赤身ひき肉が普通に買える。

というか、単純にこっちの方がやっぱり美味しいと思ったからだ。


で、トマトジュースね。

これも缶に入ってるものがあるんだけど、食塩量が日本のトマトジュースより高くて、ちょっと頂けない。
ホントにしょっぱいのだ。

なので、代用できるのはパッサータ。


これね、トマトペーストとかピューレよりは薄くて、かなり濃厚なトマトジュースって感じ。

ペーストやピューレで仕込んだりしてたけど、「これじゃねーんだよなぁ。」と。

スーパーで見かけて以来これを使ってる。
原材料トマトのみでピューレやペーストよりサラッとしててトマトジュースに近そうだなと思ったからだ。

実際、ホントにそんな感じ。

今回微妙に余ったから試しに飲んでみた。

そのままだと飲むにはちょっと濃過ぎるけど、ちょっと水を足して飲んだら普通に食塩無添加のトマトジュースだったよ。ラブ


いやぁ、トマトジュース大好きなんだよねー!!
日本にいる時、特に寮生活で野菜不足だった時は箱買いしてたぐらい。

トマトジュースの事なんかもう忘れてたけど、これ飲んだらまた思い出して飲みたくなった。

今度また飲む用に買おうと思ってる。

今回具材もシンプルにした。
セロリも人参も入れず、にんにく、玉ねぎ、ひき肉、マッシュルーム。
少々の赤ワインと共に炒める。

玉ねぎはかなり粗いが煮込むとちょうど良くなるのでこれでヨシ。グッ




そしてホールトマト缶🥫
これはトマトの果肉感が残ってるのが好きだから必ず入れる。

ローリエも忘れずにぶん投げておこう。ニヤニヤ


瓶を傾けたらどわーーーっとパッサータが入ってしまった。えーん


肉感のないレトルトのミートソースのような見た目になってしまったよ…。タラー

でも、まぁここから煮込むから…。

でもちょっと煮込むには水分少な過ぎかな?
水か?それとも「水を一滴も使わず」に拘って赤ワイン入れとくか???

いや、待て。
それがあの「は?」って味になる元凶なんじゃないか?

ということでそれは鍋には入れず、自分のお口へ。ぐふふ。赤ワイン


引き算がテーマなのを忘れてたぜい。グラサン


結局何もせずこのまま煮込んだ。


こっちで一人暮らししてからスープボーンを赤ワインで煮込んだダシを使ってたんだけど、これで一回やった時すんごい美味しいのが出来て、以来あの味をめざしてるんだけどそこから軌道が狂ったので、自分の基本に立ち返り、ダシは日本にいた時と同様にキューブのビーフコンソメ入れたさ。

あー楽チン♪


翌日の昼、再度火を通していざ実食!パスタ


前夜はトマト独特のトゲトゲしさのようなものを感じたし、肉とソースがうまく馴染んでない感じだったんだけど、一晩寝かせたらバッッッッチリ!チョキ


それにしても、盛り付けの適当感…タラー
チーズぶっかかってますって…。爆笑

いいのいいの!これがうまいんだから。


ソースを絡めながらフォークでクルクル。
そしてパクっ!!もぐもぐ




あーそうそうそうそう!
これこれこれー!!!爆笑



普通にウメー!!!笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き


これでいいじゃん!
なんだったんだ、あの闘い?
整形しすぎておかしな顔になってる人みたいな現象だったわ。

こだわりゃいいってもんじゃないね、ホント。アセアセ



そんなわけで、得意料理やいつも作る料理もこうしてちゃんと見直して、出来ればレシピ化させた方がいいよね。

ホント反省させられたわ。
レタスクラブさん、ホント気づきを与えてくださり有難う。




ミートソース、しばらくはこの作り方でやってみようと思う。