12月16日(土曜日)の千葉稽古会の内容の一部を公開します。
一時間、突きと蹴りと、形を稽古した後、エス隊長登場です。
エス隊長は、ニックネームです。
既に、出世して管理職なのでそこんとこヨロシクです。
エス隊長語録に、
「膝カックンじゃ遅すぎる!股関節カックンぢゃなきゃ!」
がありますよね。
技術論を戦わせることが多い、新垣師範とエス隊長ですが、
エス隊長が、随分前から言っていた股関節カックンを
技術的に表現する言語が当て嵌まらなかったので、
先送りにされていたのですが、
今回、「中折れ」という言葉で表現することになりました。
このブログでは、今までも「中折れ」の説明をしてきましたが、
改めて、採用された「中折れ」は「股関節カックン」だったとして、
より具体的に説明してみたいと思います。
まず「中折れ」は腰の(脚の)付け根で折るですよ。
仮想重心と重力落下による股関節の抜きは、
仙腸関節をスライドさせるので、前足の膝は自動的に折れます。
したがって、股関節カックンと膝カックンは連動します。
下半身のチカラと位置エネルギーのチカラを連動させますが、
大腿筋膜張筋を使って、脚の付け根で折りながら、
外に出している仮想重心に体重を落として、前方への推進力とします。
これが、「中折れ」であり「股関節カックン」です。
仮想重心に落ちる。前に倒れる。
それを更にパワーアップさせるために、
脚の付け根で身体を折るのが「中折れ」であり、
「股関節カックン」を技術的に表現した言葉でした。
お読みいただきありがとうございました。