〈Uさんの実例〉

 

Uさんからの手紙です。

 

『心の友』誌第二十五号をお送りいただきましてありがとうございました。

 

早速読み始めておりますが、第三章の「前世の因縁と障り」のところまで進みましたが、我が家にも四十二歳になる長男が、いまだに働けず困っておりますのでご相談いたします。

 

私たちは自営業をやっておりましたが、主人が健康診断で骨髄腫の疑いがみつかり、仕方なく会社を解散しました。今は年金暮らしです。そのため長男にも、少しでも自立してほしいのですが、この状態では年老いてゆくのに不安と心配で一杯です。

 

次男の方は、このような精神科に通っている兄がいるということで、好きになった女性に結婚を二度も断られています。これでは孫も生まれず、子孫が絶えてしまうことも心配しております。

 

『心の友』誌に書いてあったように、仏壇の中にある先祖代々の位牌に命根石を置いてみましたが…。

 

まだ、『心の友』誌を読み続けますが、途中で居たたまれず筆をとりました。長男は精神科の薬や睡眠薬を飲んでおり、私も神経症に効くサプリメントを買い与えましたが、高価なので続けることができないのです。

 

私の育て方が悪かったのかと葛藤(かっとう)して、私もうつ状態になっています。

どうかよろしくお願いいたします。なお二年ぐらい前に、土地の障りの方法をやってあります。

 

UnsplashSora Saganoが撮影した写真

写真は本文とは関係ありません。

 

〈回答〉

 

私の返事です。

 

①長男の精神病の件です。

 

前世で木こりの親方をしており、羽振りがよかったのです。若い女の子を二号さんにしていましたが、その子が精神病でなくなってしまいました。また次に、別の女の子を二号さんにしましたが、その子も精神病で若くして亡くなってしまいました。この二人の女の子が、長男に念を向けているのです。だから、この長男は正常には戻れないのです。

 

②主人の病気と息子二人の問題は、U家の先祖の因縁によるものです。五代前の先祖は、大きな寺の僧侶でした。その先祖が誤って主祭神の仏像を少し壊してしまったのです。そのまま祀り続け、今はその寺もなく、その主祭神もさまよっています。

 

壊された怒りと、さまよっている状態を何とかして欲しいとU家の子孫に災いを起こしているのです。

 

①と②を読んだら、この手紙をコピーして送り返してください。こちらで暇をみて善処いたします。

 

③ ①と②が終わったら先祖の魂入れをします。仏壇の中に命根石を置いたそうですが、今の位牌には魂が入っていません。これは①と②の解決後に、朝の七時から八時の間に連絡してください。(月曜日と木曜日は休院です)

 

その後、高級霊さまにお願いしてすべてを解決いたしました。U家は、良くなっていくことと思います。

 

[解説] 今回もかなり重めの内容です。事例集を見るとこれでもかと、重症な例が出てくるのに驚きます。それでも一つ一つ対処していけば、問題は改善するのです。