[Iさんの実例]

 

Iさんからの便りです。Iさんは長年勤めた会社を三年前に定年退職して、今はご主人との二人暮しです。身体の相談です。

 

1. 目玉の筋が縮んでくる病気です。病院でも原因不明の目の病で、目が重くるしく焦点があわなくなり字も読めなくなって困っています。

2. 両足のヒザの上あたりが熱くて痛くなり、その熱いのと痛みが足を動き回ります。外科の病院に行っても原因が分らないと言っています。

 

UnsplashThe Royal Danish Libraryが撮影した写真

 

Iさんのことを早々に神様にお伺いしますと、前生の時の義母(しゅうとめ姑)が障っています。その時代は生きるのが精一杯の頃でした。前生のIさんの旦那さんは働きが悪く、前生のIさんが一生懸命に働き一家を支えていました。

 

そのため、忙しいことから同居していた義母に強い口調や言葉で話すこともありました。別に、いじめや意地悪はしませんでした。この義母が、少し根性が悪く嫁に感謝しなければならないのに、心の中で逆恨みをしており何かと根に持って恨みの念を向けていたのです。

 

Iさんに連絡して、一週間ほど形式上で前生の義母に詫びてもらいました。あとは、こちらで義母を呼び出し、説教して心を入れ替えるよう話しをしました。前生の義母も、何とか理解したようです。その後、Iさんの体もすっかりよくなりました。

 

昔も今も、嫁姑の問題は難しいものです。このほかにも、何件か前生の義母が前生の嫁を恨んで障っているのがありました。ほとんどは、義母の受け取り方が悪いようです。この世でも、姑さんで嫁の悪口を言う人が多いですが考えてみて下さい。

 

嫁は、まだ人生経験が短いです。姑さんは、五十年、六十年と長く生きています。嫁に腹が立つとは、姑さんが人生を長く生きただけで、まだまだ心の修行をしていなかったということです。

 

心が、成長していれば少々出来の悪い嫁でも温かく包み上手に指導できるはずです。嫁の悪口を言うということは、自分の人間が出来ていない恥を報告することになります。ある神様の教えでは、嫁は前生においては自分の娘であったということです。

 

だから今の嫁の出来が悪いとすれば、前生において娘の育て方が悪かったという自分の責任であるという悟り方があります。今の嫁は、前生に自分の娘でありそれが今世(現世)嫁となって自分のところに戻ってくるとも言われています。【本当かどうかは定かではありませんが、金言だと思います】

 

嫁は、本当の娘以上に可愛がらないと駄目です。嫁の悪口を言う前に、まず自分の人格を反省してみて下さい。