〈追記〉

仏壇の中にそこの家の、宗派の開祖の掛け軸や、阿弥陀仏の掛け軸や仏像などを中心に祀り、その横に先祖代々の位牌や亡くなった父母などの位牌を祀っている家を見かけますが、これは間違いです。

 

仏壇は、先祖を祀る場所で、掛け軸や仏像は仏壇の中ではなく他の場所に祀って下さい。これは、仏壇の中に神社の神札(お札)を祀るのと同じことでダメです。坊さんなどで、このような指導をする人もいるようですが、坊さんなどは霊界の仕組や宇宙の法則などは何も解っていません。高級霊様がこのように申しています。

 

そもそも坊さんは、葬式の時とか法事の時とかだけに出てきますが、坊さんが亡くなった人を導いたり助けたりする力は全くありません。長い歴史の中で、どこで間違ってきたのか戒名だとか訳のわからないお経を上げて、成仏できるとかいった間違った風習が根づいてしまっています。

 

UnsplashMaxx Gongが撮影した写真

 

坊さんとは、真理を学びそれを実践し多くの人に心の大切さ、生き方の大切さを指導すべきが役目だと思うのですが、今は本当の仏教人は少なくなっているような気がします。

 

魂入れをして、先祖の暗い所にいる人達をみんな明るいところへ助け出しますが、この世の私達がいい加減な生き方や悪い生き方をしていると、今度は先祖の人達にもよく見えますから、明るいところにいる先祖でも子孫の悪い生き方をみて同じような考えを持ったりするとまた暗いところへ落ちる先祖も出てきます。

 

時々、仏壇の前で『心の友』誌などを読んであげて下さい。「内の心」の大切さや積極的なものの考え方なども話してあげて下さい。先祖でも、こちらで生きている私達と同じです。死んで霊格が上がるものではありません。生きていた時の性格、考え方、生き方をそのまんま持っていってあの世で生きています。

 

先祖の方々が、霊格が高くなるほど子孫の私達も守られる力が強くなります。仏壇の前で訳のわからないお経などは上げないで下さい。それより、心の話をしてやるほうが喜びます。多くの魂入れをさせてもらっていて、「先祖代々之位牌」を持った家は急激に良くなっているのを多く体験しています。

 

先祖供養が、これほど大切だとは今まで考えてもみませんでした。何故、急激によくなるかを考えてみると、それほど先祖の人が暗い所で苦しみ子孫に頼りその結果、子孫は気がついていなくても困る状況が今まで起きていたということになります。

 

《追記》

先祖代々の位牌を作った方は魂入れをして下さいと申し上げました。しかし、魂入れが出来る人と縁がない方は、魂入れをしなくてよいそうです。

 

仏具店から来た、そのまんまの位牌を仏壇に入れて、先祖の皆さんがそこに居ると思って、毎日手を合わせ、心を向けていると、先祖の人達がその位牌に集まってくるそうです。少し時間はかかりますが、次第に先祖との交流が出来るようになるとの事です。

 

この場合先祖で暗いところに居る人達は、明るい所へ、すぐには上がってこれませんが、位牌を通し、子孫の正しい生き方を見て、反省し、悟ってくると徐々に明るいところに助け出されてくるそうです。その意味からも子孫の日常の生き方は正しくして下さい。仏壇の前のお経は、まったく役に立ちませんから、あげないで下さい。『心の友』誌を読んで下さる方が、効果はあります。

 

ここで注意したいのですが、代々の位牌に坊さんや神主さんに頼んで魂入れはしないで下さい。坊さんや神主さんに頼むと位牌に先祖の魂ではなく、雑霊の魂が入ってしまうと申されています。まして、霊能者、祈祷師というような人もダメです。その人の念や霊格にあったものが入ってしまうとの事です。

 

蛇足になりますが、私は毎日魂入れや、除霊や、前生の因縁などのお手伝いをさせてもらっていますが、誤解をしないで下さい。私に特別の力があって、このような事が出来るのではありません。私には何の力も、能力もありません。皆さんと同じです。ただ、長いこと、神様の道具として使って下さい。悩み、困る人と神様との橋渡しの役目をさせて下さいとと祈っていたら、使って頂けるようになっただけですから。

 

私は道具であって、個人的には、なんの力もありません。くどいようですが勘違いをしないで下さい。皆様がこのようなことをする事によって、悩みや困ったことが解決しましたら、これは神様の愛ですから、感謝して、恩返しをして下さい。恩返しとはお金や物ではありません。

 

皆さんのまわりで、悩み、困っている人がいましたら、愛の手を差しのべてあげて下さい。愛の手とは、金品ではありません。やさしい言葉や勇気づけの言葉をかけてあげて下さい。そして、悩み、困る方の話をじっくりと聴いてあげて下さい。

 

相手の方は話すことにより、自分で心の扉を開き、自分で出口を見つけ出します。皆さんが悟った心理も話してあげて下さい。

 

不思議ですが、皆さんが愛の手を差しのべだすと、知らぬ間に自分の家庭が幸せ一杯になっている事に気づくはずです。これが宇宙の法則だからです。

 

神様は大愛です。神の子であるすべての人間が陽気暮らしをする事を神は望んでいます。悩み、困る人への手助けや、地球が平和になるような生き方をする事が神様への恩返しだと思います。世の為、人の為になる生き方をしていきませんか。神の道具として皆さんも使って頂きませんか。

 

[解説] この号が出たのは20年前ぐらい、さらに、大神様・親神様から先祖供養が重要だという教えがあったのが、30−40年前ぐらいになります。今でこそ、先祖供養が大切だと説く人も増えましたが、当時はそうでもなかったようです。

 

当時は、新興宗教が盛んで(今もそうなのかもしれませんが)、教祖の教えを一番に考え、先祖をないがしろにする教えが多かったようです。

 

先祖供養と言われると、どうしても、先祖なら、子孫のことを考えて迷惑をかけるなよとか、放っておいても子孫を守るのが先祖だろうとか、思ってしまう人も多いと思いますが、そうではないのです。結局、みんな、何度か地球(あるいは他の星)に来ているので、先祖もあなたも変わらないのです。もしかすると、あなたの方が転生数の多いベテランかもしれません。

 

ですので、先祖供養をして、先祖が明るいところにいき、先祖があなたをサポートできるような環境をつくることが大事なのです。私はそんなサポートは要らないと思う方もいるかも知れませんが、6代前までの先祖が一つのチームとしたら、それは大人数がいるわけで、地位いさな力も集まれば大きくなり、運勢も好転するわけです。

 

そういうルールのゲームだと思って下さい。なぜそんなルールなのかとかは、あの世に帰ってから、高級霊に聞けばいい話であり、現世にいる間は、確かな答えはわからないので、ひとまずコツを掴んで上手くやることを心がけたほうが賢いわけです。

 

ちなみに、今日の内容は昨日の続きで、原文にはタイトルはありませんが、私が勝手につけました。実際は、同じ家系に何度も生まれるかは分かりませんが、概念的には、先祖が子孫になって、子孫が先祖になるのが、輪廻転生です。年齢ってあんまり関係ないんですよ。10億年ぐらい生きていると。