株式投資で、銘柄を売買するには注文をしなければなりません。
希望の値段や株数などを指定して注文することで自身の利益につながる株式投資ができるのです。
この注文には複数の種類があるため、注文方法を知ることは株式投資では必須です。
今回は、株式投資の注文の種類についてご紹介しましょう。


株式投資の注文

株式投資で銘柄を売買するために注文をしますが、この注文には種類があります。
代表的な注文方法は、「指値注文」、「逆指値注文」、「成り行き注文」があります。
 

指値注文とは、希望の価格で銘柄の売買を行う注文です。
希望の価格になるまで注文が成立しないため、絶対にこの価格で購入したい、売却したいという時に使うと良いでしょう。
指値注文は希望価格で売買をすることができる注文ですが、希望価格にならないと注文は成立しないため、株価が上がり続ける、下がり続けるなどの場合は、注意が必要です。


逆指値注文は、設定した価格以上、以下になれば売買する注文方法です。
指値注文で購入する場合には、希望価格よりも安くなれば購入しますが、逆指値では希望価格よりも高くなった場合に購入を行います。
売却時は希望価格よりも安くなった場合に行います。
これによって上昇トレンドや下降トレンドのタイミングを逃さずに売買をすることができます。
さらに、逆指値はリスク管理にも役立てることができます。
希望価格以下になれば売却する注文をしておくことで、株価が暴落した場合に、損失を抑えることができます。
日中が忙しくて情報を見ている暇がない人は、急な暴落に対応することが難しいですが逆指値を入れておくことで自動的に損切りすることができます。


最後に成り行き注文ですが、これは価格を指定しない注文方法です。
価格を設定しないためその時の一番安い売り注文か、高い買い注文を約定することができるため、すぐに取引が実行できます。
価格が急騰している時や暴落している時にすぐに売買したい場合に使うと効果的です。
しかし、価格を設定しないので予想外の価格で売買をしてしまうこともあるため注意しましょう。


株式投資の注文には様々な種類があるため、知っておくと投資をやりやすくなるでしょう。
最適な注文方法を選ぶには、株価の相場などを詳しく知る必要があります。
そこで、株式投資ツールを利用しましょう。
証券会社各社や独自の株式投資ツールがありますが、利用して比較することで投資が上手くいくかもしれません。