こんにちは、グリーフ・カウンセラーの河田です。かけがえのない方を亡くされたあなたへ、心を寄り添わせることが出来ればと思います。
クローバー



欧米のドラマや映画を見ていて

彼らは日本の私たちよりも

死別からの立ち直りが

かなり早いのではないかと

しばしば感じていたけれど

映画だからそういうものかなと


でも

アメリカに住んで長い日本人から

アメリカ文化での

特にキリスト教徒の人たちの

死に対する考え方について

こんなことを聞いた




愛する家族や友人を亡くしたとき

すべてが神の思し召しと考え

もしくは考える努力をして

受け入れ

天国で幸せに暮らしていると

自らを納得させるということ




だから残された人は

自分も1日でも早く

笑顔を取り戻し

前を向いて生きていこうと

考えるのだろう




グリーフの最初の段階となる

「受け入れる」ということが

もっとも難しいステップではないかと思う

心から大切に想っている人との

永遠の別れ

もう二度と

話すことも笑うことも出来ない

謝ることも慰めることも労わることも

何もかもがもう不可能なんだと

唐突に理不尽に遮断されて

そうですか 分かりました

だなんて

とても納得できない




それでも死が

私たちの遠く及ばない

全霊の神様が決めたことで

それにはきちんと理由があるんだと

信じることが出来れば

たしかに受け入れやすいのだろう




宗教が人を救うというのは

やはりそういう部分なんだろうな




私自身も宗教ではないけれど

似たようなことを信じて

時間は掛かったけれど

死というものを

受け入れることが出来た




人はそれぞれに信じたいことを

自由に信じて

納得できる理由に

自らたどり着いて

死を受け入れられたら

いちばんいいんじゃないか

そうじゃないと

ただただ理不尽に

苦しいばかりだ







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〜大切な方を亡くされたあなたへ〜
面談/ライン通話でグリーフカウンセリングをおこなっています
胸の中に詰まってしまったものを出して
少しずつでも楽に呼吸が出来るようになってください