近ごろ

友人との外食やら

海外旅行やら

以前だったら何日も前から

ウキウキして

思い出すたびに胸がキュッとなっていたような

楽しいイベントが近付いても

なぜかな

ワクワクが訪れない



イベント自体はとても楽しんでいる

...と思う

これは死別と関係ないと思うけど

なんでかな

あんなに好きだったあの感覚が

やって来ないのは

とても寂しい



慣れ?

どんなに楽しみにしていたことも

いつかは必ず終わるということを

学んでしまって

がっかりしたくないから

はじめからワクワクしないようにして

自分を守っているのでしょうか



それともやっぱり

自分を罰して生きていた

あの頃の記憶が

潜在意識にこびりついて

胸を弾ませるという行為を

禁止しているのでしょうか



あれこれ考えながら

シャワーを浴びたら

突然アタマの中がクリアになった

そうか

そういうことか



今は日常が幸せだから

ワクワクイベントも

その延長線上にあるもので

特別感がないだけだ




辛かった仕事を休んで

旅行に行けるということが

ストレスと残業からの解放や

憂鬱な人間関係をしばし忘れることを

意味していたから

あんなに楽しみだったんだ



やりたくないことはやめて

ほんとうによかったなぁ

今がどれだけ満たされているのかを

改めて確認出来た

週末でした


石焼きおこげの麻婆豆腐